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「カワイイ」スタイルで自己愛とポジティブな雰囲気を表現するファッショニスタ、Poppyさんをご紹介

誰もが好きな服を着て仕事をすることを夢見ている。そして、そんな夢を実現したのがPoppy (ポピー) さん! アクセサリーショップClaire’s (クレアーズ) の元マネージャーである彼女は、自身のファッションをまるで8歳の子どものようだと語る。友達とおそろいの服を着たり、小さな「カワイイ」ブランドを応援するなど、自己愛とポジティブに生きることを何よりも大切にしている。ポジティブな考え方や毎日の暮らしを特別にする秘訣についてPoppyさんにお話を伺った。

 

自己紹介をお願いします。

こんにちは、Poppyです。イギリスのワイト島という小さな島出身の31歳です。婚約者と3匹の猫、Thom (トム) 、Fred (フレッド) 、Titch (ティッチ) と一緒に暮らしています。現在は、自宅を虹色の夢の国のようにリフォームしたり、よりクリエイティブな仕事を探し求めながら毎日を過ごしています。

あなたのInstagramによると、8歳の子供のようなファッションセンスをお持ちとのことですが、もう少し詳しく教えてください!

友達や家族がわたしのことをからかって言った言葉なのですが、わたしにピッタリだなと思って。(笑) わたしを笑顔にしてくれるものなら取り入れています。それが唯一のマイルールですね。人生は特別なものだと感じているので、毎日思い切り楽しみたいし、そんなわたしにとって、ファッションが生き甲斐なんです。カラフルであること、すべてのことに全力で取り組むこと、そしてすばらしい人生を送ることに喜びを感じています!

 

 

『Simpsons (シンプソンズ) 』があなたのコーデのテーマになっているようですね。

『Simpsons』のようなポップカルチャーを身につけると、心地良さや懐かしさを感じます。それに、友達といる時も、それがきっかけでいつもおもしろい会話が始まるんです。『Care Bears (ケアベア) 』はわたしの人生にはなくてはならないもの。限定版の衣装やアクセサリーなど、とんでもない量のアイテムを持っています。「カワイイ」ファッション界で『Care Bears』の再ブームがきているようでうれしいですね。ラッキーなことに、 IRREGULAR CHOICE (イレギュラー・チョイス——最も影響を受けた大好きなブランドの1つ) やSNAG TIGHTS (スナッグ・タイツ) の『Care Bears』プロジェクトでコラボレーションすることができたんです! 夢が2つもかないました!

わたしのファッションやライフスタイルに影響を与えたポップカルチャーを取り上げたら、この記事だけでは語り尽くせません。でもあえて選ぶとしたらMY LITTLE PONY (マイリトルポニー) かな。レトロなポニーだけを飾る棚が廊下に2つ、それとキッチンの食器棚の上にもあります。後はハローキティとサンリオ。Pusheen (プシーン)、Daisy Duck (デイジーダック)、『The Muppets (ザ・マペッツ) 』、POLLY POCKET (ポーリーポケット)、BARBIE (バービー)、『Animal Crossing (どうぶつの森シリーズ) 』、「Mr. Men (ミスターメン) 」など。正直、まだまだありますが、主に80年代、90年代の子供の頃にお気に入りだった懐かしいものを集めています。

誰のどんなファッションに最も影響を受けましたか?

常に周りの世界からインスピレーションを受けて自分のスタイルを作ってきました。10代の頃は、Gwen Stefani (グウェン・ステファニー) とKaty Perry (ケイティ・ペリー) ですね。まるで漫画から飛び出してきたようなKatyのルックスは、わたしが「カワイイ」ファッションの世界に足を踏み入れるきっかけになりました。大人になった今、最も影響を受けているのは、特定の人ではなく、有名なインフルエンサーから素晴らしい友人まで、「カワイイ」ファッションのコミュニティーにいるすべての人たちです。自分のスタイルにミックスしたりマッチさせる方法や、自分が好きなものに対する強いこだわりを持っています。ルールに従ったり、深く考えたりすることが好きではないので、どんなことに対しても、自分が感じたインスピレーションを大切にしています。

 

 

あなたのスタイルは、日々の生活にどのように役立っていますか?

インスタグラムという表の顔の下には、とてもシャイな一面があるのでよく驚かれます。自分に正直になり、内面を表現することで、新たな自信が生まれるのだと思います。

ご自身の好きなところはどこですか?

安っぽく聞こえるかもしれませんが、自分の好きなところは、わたしが本当にいい人だということです。ファッションやメイク、スタイルが好きなのはもちろんですが、本当の美しさとは、その人の内面だと思うんです。安っぽいと言ったでしょ!!

アクセサリーショップのClaire’s (クレアーズ) で働いていたとき、同僚の方とお揃いの服を着ていましたよね。面白い経験はありましたか?

たくさんあります! わたしがマネージャーになったとき、当時の同僚で今は親友のCarly (カーリー) の面接を最初に担当しました。わたしたちは、かわいいおそろいの服を着たり、あるテーマに合わせてドレスアップすることが大好きでした。

お客様にも好評で、お店の雰囲気や楽しさを演出することができたと思います。わたしたちがどんな服を着ているのかを見に来てくださる方もいました。これまでに数えきれない程写真撮影を頼まれましたね。ある広告代理店からビルの側面にわたしたちの絵を描いて欲しいと依頼されたこともあります。それが一番面白かったかも。「ドーリー・シスターズ」という名前のお笑いコンビになればと言い出す人もいました。わたしたちは島でかなり有名になったので、今でも「クレアーズガールズ」と呼ばれています。

 

 

あなたのソーシャルメディアには、ポジティブな雰囲気や高揚感のあるコメントがあふれていますね。何か特別なメッセージを伝えようとしているのでしょうか?

わたしがみなさんに一番伝えたいのは、大きくても小さくてもいいので、自分の夢を追い続け、自分らしく生きて欲しい、ということです。数年前には、自分が今のような人間になるとは夢にも思いませんでした。個人的なトラブルもたくさんありましたが、すばらしい人生を送れたかなと思っています。素敵な友達を作り、自信をつけ、ありのままの自分を表現することで、人生を好転させることができました。今でもみなさんと同じように悲しみや問題を抱えていますが、どんな状況であっても、物事は必ず良い方向に向かうし、誰もが心から幸せになる価値があるのだということを、みなさんに伝えていきたいと思っています。

「カワイイ」ファッションに関わってきた中で、一番うれしかったことを教えてください。

いろいろありますが、友達と一緒にいる時が一番幸せを感じますね。「カワイイ」コミュニティーを通じて親しい友達ができましたし、仲間とロンドンで大きな会合を開いたり、インスタグラムを通じて新しい人に出会い、リアルでも友達になりました。コミュニティーの雰囲気が大好きですし、コミュニティーのお陰ですばらしい人々に巡り合うことができました。

 

Instagram
Introductions and questions by Stefanie, translated by Michiyo.
Images courtesy of Poppy.

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