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デデのサイバーギャルスタイルはインターネットカルチャーによって形作られた、でもどうやって?

未来に住む夢を持つ宇宙的なファッションガール、デデさんをご紹介しましょう。メイクのチュートリアルを作ったり、ミュージックビデオに出演したりしていないときは、自身のファッションジャンル——サイバーギャル——を磨き上げている。デデさんは2010年代初期におけるネオギャルカルチャーとサイバーパンクアニメファッションからインスピレーションを得て、全く新しいストリートファッションをコミュニティーに提供している。このファッションの先駆者のインタビューをチェックしてみてください。

 

自己紹介をお願いします。

初めまして。近未来からチャリで来たサイバーギャルのデデと申します。よろしくお願いします。

ご自身のサイバーギャルスタイルをどのように言い表しますか? そのファッションを着るようになったきっかけは何ですか?

一言で言って“近未来系サイバーギャル”、サイバーファッションとギャルの融合です。 目覚めたきっかけは、まずギャルなりたての頃に「エヴァンゲリオン」の綾波レイが頭に付けているインターフェイスヘッドセットというのがあるんですけど、たまたまそれが商品として売られているのを見かけて「かわいいな」と思ったのが、今思えばサイバーギャルへの入り口でした。ギャルにメカ要素を組み合わせるのってかわいいなって。ちなみにエヴァはお恥ずかしながら未視聴です。

デデさんのファッションは誰・何からインスパイアされていますか?

ネオギャルを広められた植野有砂さんです。彼女をきっかけにネオギャルに目覚め、ギャルに目覚め、 次第に自分のオリジナリティであるサイバーギャルが確立されました。

 

 

インターネットを見て育ったことは、あなたのファッションにどのような影響を及ぼしましたか?

そもそもネオギャルを知ったのがネット経由なので (Googleの画像検索で本当にたまたま見かけたのがきっかけです。)、ネットがなかったらギャルに目覚めなかったと思います。自分の置かれた環境的にも、今や絶滅危惧種であるギャルと触れ合うきっかけなんかなかったですし。本当にネットがあって、ギャルと出会えてよかったと思います。

サイバーギャルスタイルは、2つの独自のスタイルである「サイバー」と「ギャル」の間にぴったり入りますが、ご自身がどちらかのコミュニティーの一員だと感じますか? または、まったく新しいものだと思いますか?

まったく新しいジャンルだと信じてます。サイバーといえばサイバーだし、ギャルといえばギャルだよね、ではなく「サイバーギャルだよね」と言っていただけるようなスタイルを常に意識しています。

最近、YouTubeのチャンネルを制作されましたね。Vlogやメイクアップチュートリアルからモクバン (Mukbang) まで投稿されています。Youtubeというプラットフォームに参加するきっかけは何でしたか?

YouTubeがコンテンツとして今のところ一番見ていただける場所なのかなぁと常々感じておりまして、当初2020年の4月から3ヶ月ほど渡米する予定だったのでそれをきっかけに始めるつもりでした。ただコロナのおかげで渡米がなくなり、それでもYouTubeは始めるべきだなとひしひしと感じておりまして、動画編集は大の苦手ですが始めました。とにかく、自分を知ってもらうきっかけになればと。

デデさんはミュージシャンのPiNKIIと一緒にミュージックビデオに登場しています。それはどのように実現したのですか? 今後、ミュージックビデオにはもっと登場されますか?

PiNKIIさんからはご本人から直接お声がけいただきました。インスタグラムを通じて、「サイバーギャルいいね! 私もなりたい! 」と初めて言っていただいたのも彼女でした。フォロワー数も少なく、知名度もない私にとってとてもラッキーな事でした。今でも夢のように思っております。今後の活動については、お声がけいただけいただければ是非…! という感じです。

 

 

イラストレーターとしての生活について教えてください。イラストのクリエイティブなインスピレーションはどこから得ますか?

イラストレーターにつきましては別名義での活動がメインになってますが、デデとしての活動の方のインスピレーションについては、私は海外のおもちゃが大好きなので、そこから参考にさせていただく事があります。

イラストレーターとして、デデさんにとっての夢のコラボレーションは何ですか?

リサ・フランク様様と…夢見すぎですね。笑

最近一番気に入ったカルチャー的なものは何ですか? それはどうしてですか?

最近は映画をよく観るようにしています。特に、いわゆる「胸糞」系を漁っています。一本一本観るのに体力がいるので大変ですが、やみつきになってしまうのが胸糞映画の魅力です。

最後にひとことお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。サイバーギャルに少しでも興味を持っていただけましたら嬉しいです! 以上です。お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願い致します!

 

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Written by Daniel, introduction translated by Anna.
Images courtesy of Dede, photo collage courtesy of @nimbus.jelly.

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