The COMM

初めまして…

文化服装学院ニットデザイン科
竹之内咲 (タケノウチサキ) です

サキさんにとってファッションとはどのようなものですか?

ファッションとは、私にとって、戦闘用具です。私は今学生ですが、朝、家を出た瞬間から戦闘モードに入ります。クリエイターとしての私になります。その日の気分に合わせて、服を選び、身につけます。今日も1日全力で、悔いのないよう生きられるように、心を燃やす為のものです。洋服はもちろん、小物、アクセサリー、髪型、髪色、メイク、全て含めて私にとってはファッションです。私を彩ってくれる戦闘用具です。そのため、ファッションを買う時は、とても慎重ですし、選びに選び抜きます。だからこそ、その戦闘用具にはひとつひとつ思い出が詰まっています。私にとって特別なものが組み込まれたものが、私の視線に入ったり、鏡やガラスに映った時、最高に燃えます。(笑)

 

手作りのニットウェアであるということはどういうことか、教えてください。

手作りのニットウエアは、その人の生きた証であり、ひとつひとつが可愛い我が子です。時間をかけた分だけ編み地は出来上がります。手作りのニットウエアというものは、一目ずつ編んでいきます。手編みのニットというのは面白いもので、同じ力で編んでいるつもりでも、その日の気分によって、多少大きさにズレが生じる場合もあります。だから、初心者の人が編むと大きさが初めと終わりで異なってしまうことが多いです。けれど私はそれもすべて愛おしいと思ってしまいます。最近はコンピューターニットも開発が進み、手編みのニットウェアの需要は下がってきてしまっています。だからこそ私は、手編みのよさを伝えられるような作品を作り続けたいです。

最後にひとことお願いします。

一月から、1人でハンドメイドブランドを行っていましたが、同じ学科に通う友達とともに、ハンドニットブランド氷華 (ひょうが) を11月1日よりスタートします。是非氷華のチェックをよろしくお願いいたします。

 

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Images courtesy of Saki Takenouchi.

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