Vol. 4 第3号

ルール、ルール、ルール! ルールなんてもうたくさん! ロリータのようなオルタナティブなファッションの出どころは、反抗期にある10代の若者だというのに、なぜこんなにルールが多いのか? ロリータ界のカリスマである青木美沙子さんは、ロリータファッションをしたら、大声で笑ったり、走ったり、靴を脱ぎ捨てたりしてはいけないと言うではないか。なるほど…最後の1つはなんとなく分かる。ただ、青木さんには申し訳ないけれど、みんながみんなヨーロッパ貴族のように完璧に振る舞えるわけではない。今こそ「恥ずかしいお作法」を受け入れる時だ!     Model: @friskypug Photographer: @choom.online Written by Choom, translated by

高校生が悪の世界を浄化する使命を担う。世界的に有名な探偵が、情け容赦なく容疑者を追い詰める。天才少年と社会性が欠如しているスイーツ好きな男の、追いつ追われつのゲームが、最高に人気のあるマンガになるとはだれも予想しなかった。主人公の月 (ライト) は、デスノート (名前を書き込むことで、人に死をもたらす不気味なノート) を拾い、ユートピア実現のために犯罪者を抹殺することで神のようにふるまい始めた。彼に憑いてまわる相棒は、デスノート本来の所有者でリュークという名の死神だ。一見したところ善と悪の物語のようだが、よく読むと全ては見た目とは違うことに気が付くだろう。 他人の目から見ると、全ての成績が最高評価の夜神月 (やがみライト) は、完璧のように見える。彼は勤勉であり、問題解決能力に優れ、仲間には人気があり、家族に愛されている。しかし心の中では世間を忌み嫌っているのだ。デスノートを見つけてから、月はただちに腐った世の中の犯罪者を排除する。極悪人を一掃することで正義を求めることは、だれもが理解できることだ。しかし月は独善的なゴッドコンプレックス (自己愛性人格障害) により堕落する。犯罪者を殺すことで、月も同じく邪悪な存在となっている。だが、おもしろいことに月には分かっていた。「キラを捕まえればキラは悪、キラが世界を支配すればキラは正義」ということを。そしてだれでも彼を「キラ」(新聞社により月にこの呼び名が付けられた) の正体だと暴く可能性があれば殺される。月は初めからソシオパスだったという一部のファンもいる。   Image

天使はすぐ隣で生活している。日中は私たちの横を歩いているものも、夜だけ動き回るものもいる。長いドレスを身にまとい翼をもつ謎めいた精霊たちは、この世のものとは思えないピンクのオーラで人を引きつける。1人の精霊があなたの目に入る

黒Tとアニマル柄のスカート、黒のチャンキーヒールブーツを組み合わせれば、ピープス女子になれる! このスタイルは、90年代のスタイルをダークトーンにしたもの。おススメのアクセントカラーはパープル、おススメの柄はゼブラだ。エッジが利いていて新しいこのスタイルは、原宿で大流行している。量産型女子は忘れよう——ピープス女子はクールなグランジガールだ。彼女はソーシャルメディア用に一日中かっこいい女子の写真を撮り、リポストされることを願って@peeps.magにタグ付けする。このタグが付いたOOTDをピープ (覗き見) してみて!     Model: @evil.buddha Photographer: @choom.online Styling: @choom.online Written by The COMM,

Lisa13 (リササーティーン) は、スタイリッシュな原宿ガールであり、女性だけのオルタナティブメタルバンドBAD BABY BOMB (バッドベイビーボム) のギタリストだ。曲作りやギター演奏をしていない時は、周囲の環境からインスピレーションを得ようと原宿の街を歩き回っている。Lisa13は生まれつき右手がないが、ミュージシャンとしての夢を追うことを諦めたことはない。ファッションをはじめとして音楽、鳥まで。13をラッキーナンバーと呼ぶパンクな彼女の魅力をご紹介しよう。   自己紹介をお願いします。 BAD BABY BOMB (BBB)

近頃は、大した悪事を働かなくても悪者と見なされるようだ。有名人ともなれば、少しの不適切な行動すら非難を浴びるきっかけになる。わたしたちにとっては有名人の落ち度を指摘するのは簡単で、実際とても楽しいものかもしれない。だが果たして、わたしたちに人を批判する権利はあるのだろうか? Logan Paul (ローガン・ポール) の名を聞けば、ある種の有名人は悪者になるために生まれてきたと思ってしまうだろう。彼のYouTube動画は当初から反感を買うようなもので、ヴェネツィアでは運河に飛び込んだり、東京では大きなモンスターボールを寿司屋の店員に投げつけたりしていた。中でもこれまでで最も議論を呼んだのは、日本の自殺の名所として知られる樹海で遺体のそばに立つ自身を映した動画ではないだろうか。Logan Paulは随分と昔に、嬉々として悪者の人格を身に付けたようだ。   Image courtesy of New York Times. Kim

彼女の仕事は面白半分に人の心を壊すこと。名前は好きなように呼べばいい。なぜなら、わたしたちは彼女が悪者であることを知っている——そして、そこがポイントだ! 東京の街中で撮影されたこの少女は、その奔放なスタイル、そして無鉄砲な姿勢で街に旋風を巻き起こした。彼女はポップミュージック界で最もやんちゃな女の子、Billie Eilish (ビリー・アイリッシュ) からスタイルのヒントを得た。Billieのスタイルはわたしたちも見慣れたミーハーな音楽を奏でるアイドルのスタイルからかけ離れている。だぶだぶのTシャツ、オーバーサイズのパンツ、そしてネオンカラーのものなら何でも。彼女のスタイルはクールすぎて、女子はみんな彼女を超えようと苦労している。M.I.A.(エム・アイ・エー) の言った通り——バッドガールはやり手だ!     Model: @choom.online Photographer: @misa_kusakabe Styling: @choom.online Written by

Valkneeをご紹介——神奈川県出身の新進気鋭のラッパーです! つんく♂やRhymester (ライムスター)、日本のアイドルやK-POPスターからインスピレーションを受けたValkneeさんは、そのユニークで反主流のサウンドで音楽シーンに旋風を巻き起こしている。力強い歌詞とトラップを多用した曲作りにより、Valkneeは見事なフリースタイルラップを刻み、セクシーと可愛いの境界線をぼかす。安心して。彼女はSoundCloud(サウンドクラウド ※) にいるような平凡な女性ラッパーでは、まったくない。 ※ 音声ファイル共有サービス   自己紹介をお願いします。 Valknee (読み方は、ヴァルニー です!) です。東京を拠点にしているラッパーです。 以前のインタビューでは、アイドルが音楽的に影響を与えているとおっしゃっていましたね。では、なぜアイドルではなくラッパーになろうと思ったのでしょうか? 外見にコンプレックスがあったし、アイドルになろうと考えたことがなかった! 今思うと、外的要因によって思い込んでいただけかも。むしろアイドルのプロデューサーになりたいと思っていた。ラップは、バンド活動の延長で始めた。 Valkneeさんが所属しているラッパー集団Zoomgalsについて教えてください。 コロナで家から出られなくなった2020年の3月、イライラしててツイートした。「ラッパーらしく、自分最高!

彼女たちは性格は悪いかもしれないが、悔しいことにファッションセンスは抜群に良い! 映画の悪役が最高の衣装を手に入れ、ヒーローが手に入れられないのは不公平だ。おそらくそれは、ラテックス、革、そして悪が最高に邪悪な組み合わせを作り出すからだろう。認めよう、わたしたちが愛さずにはいられない悪役キャラ、『The Devil Wears Prada (プラダを着た悪魔)』のMiranda Priestly (ミランダ・プリーストリー)、『Never Say Never

恐ろしい暴走族は、おとなしいサラリーマンを威嚇する。カスタマイズしたバイクで堂々と登場したのはワルな暴走族女子。70年代には、黒の革ジャンと大きな漢字の刺繍が施された特攻服が全てだった。この撮影では、そんな伝統的な暴走族ファッションに可愛らしさを加え復活させた。ピンクをふんだんに盛り込み、足元にはロングブーツの代わりにピンヒールを。おいテメェ、舐めんじゃねーぞとガンを飛ばす。そこにいるのはまさに戦う暴走族女子。さあ、繰り出すよ!     Model: @punkboyz Photographer: @choom.online Styling: @choom.online Written by Ash, translated by Michiyo.