Vol. 4 第1.2号

グループ名というのは、それぞれに意味が込められているものだが、なんとも難解なグループ名がJ-POPにはあると思わないか? 頭文字のおかしな羅列や正確ではない読み方、ただ単に風変りなものまで、衝撃的なグループ名をここで紹介しよう。   Image courtesy of LDH Japan. 1. BALLISTIK BOYZ いやいやこれはタイプミスではないのだ!「Ballistic」は本当は「k」で終わるし、「boys」だって「z」を付けるスペルが正しい。このグループの略称『BBZ』は、『Dragon Ball Z

ファッションモンスター。ファッションモンスター。 ファッションモンスタ〜 ファッションモンスターの隠れ家に足を踏み入れよう。このホットピンクの家には、服やアクセサリーなどの小物がたくさんあり、すごくきれい。しかし、注意してください。生き物が鮮やかなチュチュの下に隠れている。不揃いでカラフルなコーディネートを身にまとい、周りにある様々なもので自分を飾りつけている。デコラのレベル100で、原宿の一番「カワイイ」ポップスター、きゃりーぱみゅぱみゅにそっくり。このキャンディランドのモンスターは、ファッションを楽しんで、食べて、呼吸している。     Location: Asakura Gallery Model: @machichi_off Photographer: @choom.online Shoot Direction: @choom.online Styling: @sukisugita Model wears: @manahojo_ Written

これまで何度も言われてきたことだが、ソーシャルメディアはわたしたちの生活をがらりと変えた。本号では、アイドルの起源、アイドルによって出現した独特のファン文化、インタビューで見えてきたアイドル伝説を特集した。そして今、マーク・ザッカーバーグのような世界中のソーシャルメディア創業者のおかげで、普通のアイドルの世界がどのように変わったのかについて語るべき時が来た。 アイドルって何? アイドルについて知りたければ、次の3つの記事がおすすめ。 アイドルを求めて: アイドルの起源 上位アイドルへの道 アイドル 夢☆ペディアの一日 それで、ソーシャルメディアとアイドルの関係って? ソーシャルメディアの最大の役割は、アクセスを提供すること。そのアクセスは公開と非公開、どちらの場合もある。そのバランスは再調整されることもあるが、これは誰が門番なのかによって左右される。アイドルになりたければ、Instagramにストーリーを投稿するかTikTokに動画を上げてみて! ファンもできるし、同時にパフォーマンスの練習にもなる。さらに! ソーシャルメディアは検索ならお手のもの。好きなアイドルに関してあらゆる情報をチェックすることほど、ファンとしての「熱心さ」を語るものはない。   Image courtesy of Johnny &

もし自分がシンデレラだったら、と誰もが考えている。10代の少女のロマンチックな夢が実現した。でも、もしその女の子があなただったら? この撮影では、シンデレラストーリーのエッセンスを現代風にアレンジしている。舞踏会の美人は、誰もが憧れるティーンアイドル。彼女はすべてが完璧で、夢は本当に叶うと証明している (妖精のゴッドマザーや言葉ができる動物がいなくても)。     Model: @nene_i0909 Photographer: @choom.online Styling: @choom.online Model wears: @omiomi.co Assistance: @vanwidih Written by

アイドルはエージェントに管理され、すべてが計画的に進められていると思っている人が多いと思うが、そうではない。パンクグループ、Last In My Cultのメンバーである大納言あやなさんは、型にはまらず、自分のキャリアを切り開くために努力している。『The COMM』は大納言あやなさんにインタビューし、セルフプロデュースアイドルであること、ファンのこと、ファッションについて伺った。   自己紹介をお願いします。 大納言あやなです。現在セルフプロデュースでLast In My Cultというアイドルグループで活動中です! アイドルになるモチベーションは何ですか? 一生アイドルでいたいと思いますか? アイドルとしてステージに立ち、愛を届けて、歌とダンスで自分自身を表現をすることが、とても楽しくて最高だなと思うので、他にもありますがこれが1番のモチベーションです! アイドル活動の終わりについてですが、今まで考えた事が無かったです。私の事を好きで居てくれる人が居る限りずっと続けたいなと思っています。 アイドル業界で尊敬する人は? バンドじゃないもん!

秋葉原の劇場は和気あいあいとした雰囲気の人混みで、熱気に包まれている。最前列の観客は今まさに期待で胸をふくらませている。暗闇の中でペンライトがせわしなくきらめく。突然、ステージが明るくなり、ファンはもっとよく見ようと首を伸ばす。劇場内では大歓声が雷鳴のように響く。すべてのアイドルの陰には熱心なファンがおり、コンサートではみんながアイドルもとで1つに結集するのだ。アイドルへの愛のもとに。ミュージシャンは世界中にファンがいるが、アイドルファンの献身はそのだれにも負けない。 ファンが公演を見るため何時間も行列待ちをし、誕生日プレゼントのお金をすべてグッズとコンサートに使いたくなるようなアイドルの魅力とはいったいなんなのか。 なぜ彼女たちはそんなに特別な存在なのだろうか。それは彼女たちに会うことができるからだ。アイドルでない有名人は時々テレビやライブに出演するが、直接会えることはまずない。アイドルライブでは、ファンは好きなメンバーに直接会えるチャンスがあるのだ。 Image courtesy of Fotolia. 「会いに行けるアイドル」は、有名なスーパーグループAKB48のモットーで、日本中のアイドルにとってこれが標準モデルとなった。どのアイドルグループも喜びを広めることを目指している。多くは経験が少なく、調子はずれで歌いコンサート中にすぐに息切れしてしまうかもしれないが、かわいらしい顔立ちと頑張りが彼女たちの成功への鍵だ。国立競技場で行われたコンサートの最後で、百田夏菜子 (ももいろクローバーZのリーダー) が言ったのは、「みんなに笑顔を届けるという部分で、天下を取りたい。そう思います。これからもずっとずっと、みんなに嫌なことがあっても、私たちを観て、ずっと笑っててほしいです」だった。 Paida (パイダ) さんのようなファンにとって、アイドルは「努力と魅力で人を楽しませ元気にしてくれる存在。その過程を公表し活動に身をささげていることをみなが目のあたりにすることで応援したくなるの」。国籍や性別にかかわらずだれでもアイドルになれるところが、ファンの共感を呼んでいる。事実、Paidaさんはアイドルが大好きすぎて自分もアイドルになると決心したのだった。彼女の推しであるJuice=Juiceの宮本佳林と自分が似ていると考えている。「わたしもとても社交的で少し変わっているの

アイドルのファンはファンカムに「ファン」の意味を込めている。彼らは永遠の献身と崇拝をもって、お気に入りのアイドルのパフォーマンスを見るために何時間も列に並んで待ち、その間すべての瞬間をカメラに収めている。そのアイドルがパフォーマンスを始めるときに、ファンたちが「新しいコスチューム、いいね! 」、「チュチュがとてもフワフワ! 」、「やばい! 彼女がわたしを見た! 」などと大喜びで叫んでいる。ファンカムは最前列の新しい種類の席だ。カメラを準備しよう!     Model: @_koto_pink_ Photographer: @choom.online Styling: @choom.online Model wears: @nishiyamamiya Written