Vol. 4 第1号

Britney (ブリトニー) がすっかりセクシーになった時のこと覚えてる? おてんばで可愛いカトリック系学校の女生徒から、へそ出しルックや蛇使いにまでなった彼女。あれは大人への階段だったの! Miley (マイリー) やAriana (アリアナ) のようなポップ・アイドルたちはみんなこうしたものを経験してきてる。(揺れるレッキング・ボールの登場だ) 。だけどこうした行動を世間受けするようにしてきたのはBritneyだった。そしてMadonna

美は見る人によって異なると言われている。明るい、カラフル、この世のものとは思えない、素晴らしい…日本のストリートファッションのコミュニティーは、メイクで日々自分自身を変える多くのクリエイティブたちの故郷だ。花のスタンプやネオンリップ、またはヤバイ跳ね上げアイライン? メイクは美を変化させ、美を再定義する。ビューティーコールではわたしたちのコミュニティーのニューフェイスを紹介する。 こちらは日本のモデル、濱田茉奈です。 自己紹介をお願いします。 ジャパニーズモデル濱田茉奈と申します。パリの事務所Urban 所属です。私自身もLGBTQでsupporterもしております。大阪出身です。 濱田さんにとってスキンケアが大切な理由を教えてください。 元の素をよくしてないと何をしても意味ないので。     濱田さんのスキンケアルーティンについて教えてください。 毎日の半身浴です。顔にラップを巻いて身体をベビーオイルで全身マッサージして老廃物を流しています。もう10年以上毎日やっております。あと保湿とマッサージです! 濱田さんにとって美とはどのようなものですか? 自らの経験から学んで成長をしていくその過程ですかね。その先に本当のその人間の美しさというものが魅力となって内面から外側にうつし出されると思います。     Instagram | Twitter | Website Images courtesy of Mana

さあいよいよその時が来た。最後の公演だ。アイドルはだれでも困難に立ち向かって、最後のステージで歌わなければならない。J-POPの女王にふさわしい威厳のある衣装を身に着けたこの時が永遠に語り継がれる感動的な瞬間だ。ファンは静まり返り、そしてアイドルの一音一音を心に刻み付け必死にこれが最後の別れであってほしくないと願っている。曲が終わり、沈黙が広がっていく。アイドルは喝采に応えるように深々と頭を下げ、優雅にステージを去る。この瞬間、歌姫は新しい冒険に旅立っていくのだ。     Model: @kana_tiala_pink Photographer: @choom.online Styling: @choom.online Written by Choom, translated by Toshi.

わたしたちの多くが、いつの日かステージ歌って踊るアイドルになることを夢見る。Beckii Cruel (ベッキー・クルーエル) は12歳でそれをやってのけたのだ! YouTubeでJ-POPの歌「男女」の踊りをカバーした姿が急速に広まり、彼女は一夜にして有名人になった。わたしたちは、ベッキーを迎えてアイドルとしての人生と今後のお話を伺った。   自己紹介をお願いします。 Beckiiです。25歳でロンドンに住んでいますが、マン島で育ちました。私はYouTuberとして仕事を始め、日本でアイドルをしていたこともありました。また、2019 年にはPepper StudioPepper Studio (ペッパースタジオ) という自分のインフルエンサーマーケティング会社を仲間と共同創立しました。 日本であなたは一夜にしてスターになりましたね!

涙、涙のステージ。あどけない目をした童顔の少女たちが、チームメイトや友人、仲間に別れの挨拶をしながらむせび泣く。アイドルの卒業公演では普通に見られる光景だ。しかしその悲しみにくれる顔は決して癒せないものではない。なぜなら5分で笑顔に変わるのだから! 卒業するアイドルはより大きく優れた存在へと成長しつづけるのだ。さあ、高揚感あふれるダイナミックなティーンの曲で盛り上がろう。     J-POPの黄金時代、中森明菜や工藤静香のようなスターは「卒業」する必要はなかった。なぜなら当時は「卒業」という概念がなかったからだ。70、80年代のアイドルはシンプルに引退したが、そこには決定的な「最後」という感覚があった。わたしたちがいま理解する「卒業」という表現が定義され、文脈を持つようになるのは、おニャン子クラブの中島美春さんと河合その子さんがグループから離脱したときだった。折しも、2人の離脱は日本の卒業式シーズンとピッタリ重なり、もともとおニャン子クラブのコンセプトは放課後のクラブ活動だったこともあって、プロデューサーはその表現をビジネスチャンスと見てブランド化をはかった。TVに映し出された卒業セレモニーとそれに続く卒業ツアーは多くの日本人の心に響いた。それは、2人の貢献を認め敬意を表してくれたメンバーたちに対する、盛大な感謝だった。 アイドルを讃えるシンプルな卒業式が、 グループとブランドを存続させるための手段となった。 しかしその後、モーニング娘。の登場で状況は一変した。アイドルを讃えるシンプルな卒業式が、グループとそのブランドを存続させるための手段となったのだ。メンバーは替わってもモーニング娘。は永遠、ということだ。それまでファンは好きなアイドルの言動のひとつひとつに泣き笑いし、誰かがメンバーを離脱すればファンも去った。しかしメンバーがしょっちゅう「卒業」するモーニング娘。では、ファンは新しい「推し」へ簡単にサポートを乗り換えることができた。サポートを乗り換えることができた原因は何だろう? もちろん、インターネットだ! アイドルに関する情報はもはやTVや雑誌に限定されない。ファンは、特定のアイドルの人物像を以前よりずっと詳しく知ることができるし、さらに重要なことは、アイドルの活動期間が短いことによってますます彼女たちの良さがわかるようになったことだ。その後のAKB48や乃木坂46のような女子アイドルグループは、これを少し作り変えて取り入れた。たとえば、さくら学院のメンバーは日本での自分たちの中学卒業に合わせてグループを「卒業」する。 どのアイドルにもティーンの時代に別れを告げ、その先へ進むべき時がやって来る。というわけでキーワードはこれだ: ティーンの時代。「卒業」は大人になる瞬間。一見とても残酷に見える。決められた年齢になるとグループを去らなければならないから。なぜこのままではダメなのか? スキルを磨いてアイドルでいつづけることが許されないのはなぜ? 若さと、ティーンエイジャーの持つ若々しい活力はアイドル特性の中でもとりわけ貴重な美点なので、原動力はフレッシュな年齢だと仮定するのはたやすい。しかし、それではアイドルの意思はどこにもない。アイドルは自分のアイドル生命が短いことを知っており、わき目も振らず頑張らなければならないことも理解している。さくら学院には校則がある。「卒業まで常に完全燃焼すること」。多くのアイドルの卵たちは、卒業までの持ち時間が長くないことを知りつつ、ゴールを目指してがむしゃらに努力する決意を固めて、これらのグループに集まってくるのだ。   Image courtesy of ARAMATHEYDIDNT

ガールパワー、『Fxxk Boyz Get Money』などのエレクトロニック・ダンス・ミュージックの代表曲、そしてビルボードUSのチャートでのトップ10入りなど、FEMMは中毒性のあるエレクトロニックなビートとその素晴らしい才能で、世界を楽しませてきた。リリとルラというマネキン2体のデュオであるFEMMは言葉を発することができず、エージェントが代わりに喋っていた。しかし2020年、彼女たちのニューアルバム『404 Not Found』のリリースに合わせて、完璧で機械的なイメージを手放し、人間らしくなるようアップデートするのだ。わたしたちはエネルギッシュでアイデアが豊かなデュオと向かい合い、FEMM2.0の見る未来について話を聞いた。   自己紹介をお願いします。 RiRi: こんにちわ、RiRiといいます。コンバット型のマネキンで、髪色がピンクの方です! LuLa: FEMMのLuLaです、髪が青いほうです。ハウスキーパー型マネキンです:) FEMM 2.0のコンセプトを3つの単語でまとめてみてください。 RiRi: REAL,

渋谷の賑やかな街を闊歩するのは、ポップミュージック界の歌姫、安室奈美恵さんの大ファンである「アムラー」。アムラーを生息地で見つけるのは簡単だ。セクシーなフリルのついたミニスカート、ウェーブのかかった茶髪、サイハイブーツ、そして黄金色に日焼けした肌が特徴からだ。聞けば、彼女がアムラーのメッカ、渋谷109を案内してくれると言う。「カワイイ」の海の中で、型破りな大胆なスタイルでひときわ目立つアムラー。安室奈美恵にインスパイアされた撮影で90年代を旅しよう。     Location: Shibuya Model: @kalinlaw Photographer: @choom.online Styling: @choom.online Written by Ash, translated by Anna.

グループ名というのは、それぞれに意味が込められているものだが、なんとも難解なグループ名がJ-POPにはあると思わないか? 頭文字のおかしな羅列や正確ではない読み方、ただ単に風変りなものまで、衝撃的なグループ名をここで紹介しよう。   Image courtesy of LDH Japan. 1. BALLISTIK BOYZ いやいやこれはタイプミスではないのだ!「Ballistic」は本当は「k」で終わるし、「boys」だって「z」を付けるスペルが正しい。このグループの略称『BBZ』は、『Dragon Ball Z

ファッションモンスター。ファッションモンスター。 ファッションモンスタ〜 ファッションモンスターの隠れ家に足を踏み入れよう。このホットピンクの家には、服やアクセサリーなどの小物がたくさんあり、すごくきれい。しかし、注意してください。生き物が鮮やかなチュチュの下に隠れている。不揃いでカラフルなコーディネートを身にまとい、周りにある様々なもので自分を飾りつけている。デコラのレベル100で、原宿の一番「カワイイ」ポップスター、きゃりーぱみゅぱみゅにそっくり。このキャンディランドのモンスターは、ファッションを楽しんで、食べて、呼吸している。     Location: Asakura Gallery Model: @machichi_off Photographer: @choom.online Shoot Direction: @choom.online Styling: @sukisugita Model wears: @manahojo_ Written

これまで何度も言われてきたことだが、ソーシャルメディアはわたしたちの生活をがらりと変えた。本号では、アイドルの起源、アイドルによって出現した独特のファン文化、インタビューで見えてきたアイドル伝説を特集した。そして今、マーク・ザッカーバーグのような世界中のソーシャルメディア創業者のおかげで、普通のアイドルの世界がどのように変わったのかについて語るべき時が来た。 アイドルって何? アイドルについて知りたければ、次の3つの記事がおすすめ。 アイドルを求めて: アイドルの起源 上位アイドルへの道 アイドル 夢☆ペディアの一日 それで、ソーシャルメディアとアイドルの関係って? ソーシャルメディアの最大の役割は、アクセスを提供すること。そのアクセスは公開と非公開、どちらの場合もある。そのバランスは再調整されることもあるが、これは誰が門番なのかによって左右される。アイドルになりたければ、Instagramにストーリーを投稿するかTikTokに動画を上げてみて! ファンもできるし、同時にパフォーマンスの練習にもなる。さらに! ソーシャルメディアは検索ならお手のもの。好きなアイドルに関してあらゆる情報をチェックすることほど、ファンとしての「熱心さ」を語るものはない。   Image courtesy of Johnny &