Vol. 4 JP

ガールパワー、『Fxxk Boyz Get Money』などのエレクトロニック・ダンス・ミュージックの代表曲、そしてビルボードUSのチャートでのトップ10入りなど、FEMMは中毒性のあるエレクトロニックなビートとその素晴らしい才能で、世界を楽しませてきた。リリとルラというマネキン2体のデュオであるFEMMは言葉を発することができず、エージェントが代わりに喋っていた。しかし2020年、彼女たちのニューアルバム『404 Not Found』のリリースに合わせて、完璧で機械的なイメージを手放し、人間らしくなるようアップデートするのだ。わたしたちはエネルギッシュでアイデアが豊かなデュオと向かい合い、FEMM2.0の見る未来について話を聞いた。   自己紹介をお願いします。 RiRi: こんにちわ、RiRiといいます。コンバット型のマネキンで、髪色がピンクの方です! LuLa: FEMMのLuLaです、髪が青いほうです。ハウスキーパー型マネキンです:) FEMM 2.0のコンセプトを3つの単語でまとめてみてください。 RiRi: REAL,

渋谷の賑やかな街を闊歩するのは、ポップミュージック界の歌姫、安室奈美恵さんの大ファンである「アムラー」。アムラーを生息地で見つけるのは簡単だ。セクシーなフリルのついたミニスカート、ウェーブのかかった茶髪、サイハイブーツ、そして黄金色に日焼けした肌が特徴からだ。聞けば、彼女がアムラーのメッカ、渋谷109を案内してくれると言う。「カワイイ」の海の中で、型破りな大胆なスタイルでひときわ目立つアムラー。安室奈美恵にインスパイアされた撮影で90年代を旅しよう。     Location: Shibuya Model: @kalinlaw Photographer: @choom.online Styling: @choom.online Written by Ash, translated by Anna.

グループ名というのは、それぞれに意味が込められているものだが、なんとも難解なグループ名がJ-POPにはあると思わないか? 頭文字のおかしな羅列や正確ではない読み方、ただ単に風変りなものまで、衝撃的なグループ名をここで紹介しよう。   Image courtesy of LDH Japan. 1. BALLISTIK BOYZ いやいやこれはタイプミスではないのだ!「Ballistic」は本当は「k」で終わるし、「boys」だって「z」を付けるスペルが正しい。このグループの略称『BBZ』は、『Dragon Ball Z

ファッションモンスター。ファッションモンスター。 ファッションモンスタ〜 ファッションモンスターの隠れ家に足を踏み入れよう。このホットピンクの家には、服やアクセサリーなどの小物がたくさんあり、すごくきれい。しかし、注意してください。生き物が鮮やかなチュチュの下に隠れている。不揃いでカラフルなコーディネートを身にまとい、周りにある様々なもので自分を飾りつけている。デコラのレベル100で、原宿の一番「カワイイ」ポップスター、きゃりーぱみゅぱみゅにそっくり。このキャンディランドのモンスターは、ファッションを楽しんで、食べて、呼吸している。     Location: Asakura Gallery Model: @machichi_off Photographer: @choom.online Shoot Direction: @choom.online Styling: @sukisugita Model wears: @manahojo_ Written

これまで何度も言われてきたことだが、ソーシャルメディアはわたしたちの生活をがらりと変えた。本号では、アイドルの起源、アイドルによって出現した独特のファン文化、インタビューで見えてきたアイドル伝説を特集した。そして今、マーク・ザッカーバーグのような世界中のソーシャルメディア創業者のおかげで、普通のアイドルの世界がどのように変わったのかについて語るべき時が来た。 アイドルって何? アイドルについて知りたければ、次の3つの記事がおすすめ。 アイドルを求めて: アイドルの起源 上位アイドルへの道 アイドル 夢☆ペディアの一日 それで、ソーシャルメディアとアイドルの関係って? ソーシャルメディアの最大の役割は、アクセスを提供すること。そのアクセスは公開と非公開、どちらの場合もある。そのバランスは再調整されることもあるが、これは誰が門番なのかによって左右される。アイドルになりたければ、Instagramにストーリーを投稿するかTikTokに動画を上げてみて! ファンもできるし、同時にパフォーマンスの練習にもなる。さらに! ソーシャルメディアは検索ならお手のもの。好きなアイドルに関してあらゆる情報をチェックすることほど、ファンとしての「熱心さ」を語るものはない。   Image courtesy of Johnny &

もし自分がシンデレラだったら、と誰もが考えている。10代の少女のロマンチックな夢が実現した。でも、もしその女の子があなただったら? この撮影では、シンデレラストーリーのエッセンスを現代風にアレンジしている。舞踏会の美人は、誰もが憧れるティーンアイドル。彼女はすべてが完璧で、夢は本当に叶うと証明している (妖精のゴッドマザーや言葉ができる動物がいなくても)。     Model: @nene_i0909 Photographer: @choom.online Styling: @choom.online Model wears: @omiomi.co Assistance: @vanwidih Written by

アイドルはエージェントに管理され、すべてが計画的に進められていると思っている人が多いと思うが、そうではない。パンクグループ、Last In My Cultのメンバーである大納言あやなさんは、型にはまらず、自分のキャリアを切り開くために努力している。『The COMM』は大納言あやなさんにインタビューし、セルフプロデュースアイドルであること、ファンのこと、ファッションについて伺った。   自己紹介をお願いします。 大納言あやなです。現在セルフプロデュースでLast In My Cultというアイドルグループで活動中です! アイドルになるモチベーションは何ですか? 一生アイドルでいたいと思いますか? アイドルとしてステージに立ち、愛を届けて、歌とダンスで自分自身を表現をすることが、とても楽しくて最高だなと思うので、他にもありますがこれが1番のモチベーションです! アイドル活動の終わりについてですが、今まで考えた事が無かったです。私の事を好きで居てくれる人が居る限りずっと続けたいなと思っています。 アイドル業界で尊敬する人は? バンドじゃないもん!

秋葉原の劇場は和気あいあいとした雰囲気の人混みで、熱気に包まれている。最前列の観客は今まさに期待で胸をふくらませている。暗闇の中でペンライトがせわしなくきらめく。突然、ステージが明るくなり、ファンはもっとよく見ようと首を伸ばす。劇場内では大歓声が雷鳴のように響く。すべてのアイドルの陰には熱心なファンがおり、コンサートではみんながアイドルもとで1つに結集するのだ。アイドルへの愛のもとに。ミュージシャンは世界中にファンがいるが、アイドルファンの献身はそのだれにも負けない。 ファンが公演を見るため何時間も行列待ちをし、誕生日プレゼントのお金をすべてグッズとコンサートに使いたくなるようなアイドルの魅力とはいったいなんなのか。 なぜ彼女たちはそんなに特別な存在なのだろうか。それは彼女たちに会うことができるからだ。アイドルでない有名人は時々テレビやライブに出演するが、直接会えることはまずない。アイドルライブでは、ファンは好きなメンバーに直接会えるチャンスがあるのだ。 Image courtesy of Fotolia. 「会いに行けるアイドル」は、有名なスーパーグループAKB48のモットーで、日本中のアイドルにとってこれが標準モデルとなった。どのアイドルグループも喜びを広めることを目指している。多くは経験が少なく、調子はずれで歌いコンサート中にすぐに息切れしてしまうかもしれないが、かわいらしい顔立ちと頑張りが彼女たちの成功への鍵だ。国立競技場で行われたコンサートの最後で、百田夏菜子 (ももいろクローバーZのリーダー) が言ったのは、「みんなに笑顔を届けるという部分で、天下を取りたい。そう思います。これからもずっとずっと、みんなに嫌なことがあっても、私たちを観て、ずっと笑っててほしいです」だった。 Paida (パイダ) さんのようなファンにとって、アイドルは「努力と魅力で人を楽しませ元気にしてくれる存在。その過程を公表し活動に身をささげていることをみなが目のあたりにすることで応援したくなるの」。国籍や性別にかかわらずだれでもアイドルになれるところが、ファンの共感を呼んでいる。事実、Paidaさんはアイドルが大好きすぎて自分もアイドルになると決心したのだった。彼女の推しであるJuice=Juiceの宮本佳林と自分が似ていると考えている。「わたしもとても社交的で少し変わっているの

アイドルのファンはファンカムに「ファン」の意味を込めている。彼らは永遠の献身と崇拝をもって、お気に入りのアイドルのパフォーマンスを見るために何時間も列に並んで待ち、その間すべての瞬間をカメラに収めている。そのアイドルがパフォーマンスを始めるときに、ファンたちが「新しいコスチューム、いいね! 」、「チュチュがとてもフワフワ! 」、「やばい! 彼女がわたしを見た! 」などと大喜びで叫んでいる。ファンカムは最前列の新しい種類の席だ。カメラを準備しよう!     Model: @_koto_pink_ Photographer: @choom.online Styling: @choom.online Model wears: @nishiyamamiya Written

舞台裏。10代の少女たちが衣装を着ようとバタバタしている。一方、町の反対側でも、10代の少女たちが学生服を着ようと渋々とベッドから這い出てきた。彼女たちの共通点は? まあ、彼女たちの衣装と学生服は同じなのだが——そう、制服だ。制服は、高校生活の規則、規制、および退屈な宿題を表すが、日本の学校の95%には制服があり、この国における通過儀礼とファッションステートメントとなっている。 60年代と70年代に、アイドルが制服を着始めた。例えば歌謡界のトリオ、山口百恵、桜田淳子、森昌子。アルバムのジャケットや写真撮影では、流行りのセーラー服に首元のリボンをつけて、ファンに女子高生であることをアピールしていた。高校生の制服ほど青春を感じさせるものはなく、清楚な制服アイドルのイメージが植え付けられていった。彼女たちのすぐ後に登場したキャンディーズなど70年代のグループも制服を衣装にしていたが、アイドルと制服が本格的に融合したのは80年代に入ってからである。   Image courtesy of Middle Edge. 80年代に入り、晴れやかなアイドル黄金時代は女子高生であふれかえった。髪型はボリューミーで、予算も増え、制服も可愛くなった。おニャン子クラブのように、無邪気さと反抗心の境界線を曖昧にするアイドルもいたが、それはセンセーショナルな組み合わせだった。高校生をコンセプトにしたガールズグループであるおニャン子クラブは、セーラー服の代名詞となることでセーラー服を普及させた。彼女たちの曲「セーラー服を脱がさないで」では、アイドルという無邪気なイメージを弄しながらも、若い女性たちの間で話されるセクシュアリティを切り口にしていた。 もう一人の制服を纏ったアイドルといえば、伝説の松田聖子だ。黄金時代のイメージキャラクターとして、10代の少女たちは彼女の髪型、いわゆる「聖子ちゃんカット」やぶりっ子をこぞって真似した。繊細なリボンのモチーフや柔らかそうなカーディガンなど、女性らしい制服を身につけていた。伝統的なセーラー服からシャツやボレロまで様々な制服を着こなし、ティーンの誰もが聖子を同級生のように感じていた。 90年代はアイドルにとっては静かな時代だったが、制服は変わらず流行していた。90年代に入って早々にデビューしたのが制服向上委員会である。制服を着て名門女子校の生徒のように振る舞い、アイドル活動のたびに学園祭の雰囲気を再現していた。桜っ子クラブも制服を着て、デビューシングル「なにがなんでも」にも制服を纏った。メンバーの大山アンザは、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」でセーラームーン役を演じた際、人びとが最もよく知っている制服を着用した。 安室奈美恵も、コギャルという形で制服の人気に大きな影響を与えた。女子高生たちはネクタイを緩め、スカートの丈を短くし、だぼだぼの白いルーズソックスを履いて渋谷を練り歩いた。安室は改革の女王であり、その大胆なスタイルで他のアイドルと一線を画した。   Image courtesy of Fandom.   1997年のモーニング娘。のおかげで、女子高生ファンは息を吹き返した。ルーズソックスは膝下丈のロゴ入りのソックスに変わり、シャツはボタンで閉じられた——制服に画一性が戻ったのだ。テレビ、ラジオ、音楽はアイドル不足にうんざりしていた。最近はガールズグループがヒットし、制服は演劇的に再構築された。衣装には装飾品や規制されていないアクセサリーが付け加えられる。バブルガムピンクの「カワイイ」コスチュームに身を包み、スカートを短くした℃-uteのようなグループがアイドルのパフォーマンスを支配していた。Buono!のミュージックビデオ「Kiss! Kiss!