Vol. 2 第5号

彼女は制服を着ている職場の人たちの輪にうまく溶け込めないかもしれないが、どうやって仕事を進めれば良いかはちゃんと分かっている。ファンタジーの世界では、職場の中でも外でもありのままの自分でいられる! 作業服を着ると、労働者が団結できるらしい。でも、フリルを少し身につけることが、その団結を乱すということにはならない。さらに「カワイイ」アクセサリーをあなたの装いに加えておけば、ファッション・ポリスに偶然出くわしてもへっちゃらだ! 上のギャラリーで楽しい撮影の様子をぜひチェックしてみてださい!   Location: Ichigaya Model: @kana.tiala.pink Photographer: @lenalyolik Model wears: @_chocochipcookies_ Hair & Makeup:

わたしたちは皆、いわゆる「NGファッション」について耳にしたことがあるのではないだろうか。たとえば、サンダルに靴下を合わせたり、ピンクと赤を組み合わせたり、CROCS (クロックス) を履いたり。そして、もしファッション・ポリスが原宿に来ようものなら、きっと目に入った風景に恐れおののくだろう。柄やテクスチャー同士が衝突し、最新の流行には頓着なく、年齢に合った装いをしている人はほとんど見当たらない。型にはまったコーディネートのルールを文化的に無視することが、日本のストリートファッションを革命的で人を惹きつけるものにしているのだろうか? もしくは、無視することによってファッションにおける重大なルール違反や法律違反が助長されているのだろうか? ここで紹介するのはChoom (チューム) 巡査だ。チュームさんには1つだけ従う誓った、最も重要な法律がある。それはファッションの完全なる自由だ! ページ上部にあるギャラリーで、エナメルレザーを身にまとったチュームさんをご覧ください!   Location: Harajuku Models: @choom.online

今日わたしたちが暮らす社会では、プライベートと仕事の間に隔たりを感じることもあるだろう。それ以上に、わたしたち自身が仕事と遊びをどう両立していくかということに思い悩んでいる。でも、もし両方の世界の良いところだけを覗けるとしたら? わたしたちに馴染みのあるファッションを通じてこの2つの世界を見たとき、どのようにコントラストをなしていくのか? 誰もが週末になると繰り出す街、原宿を背景に「ダブルライフ」のエッセンスを捉えてみた。昼は英語教師、夜はストリートファッションのインフルエンサーと2つの顔を持つこのグループが、両方の世界でセンセーションを起こす様子をとくとご覧あれ!   Location: Harajuku Models: @capsulebunny @peachberri @cozypony Photographer: @choom.online Shoot Direction: @choom.online Written by

ギャル ファッションを思い浮かべるとき、盛り髪に派手なメイク、そしてセクシー系の服でキメた日本の女の子をイメージするだろう。このファッションは、生徒に髪を黒く染めさせ、すっぴんと控えめな服装を押し付ける学校の服装規定には完全に違反する。しかし、制服を愛するこの国日本においても、女子高生は自分らしさを表現する方法を見つけ出した。 「コギャル」はギャルのサブジャンルで、ギャルの象徴的なヘアスタイルとメイクが特徴だ。でも、それを学校の制服に合わせてアレンジするのだ。スカートは短く折って、靴下はルーズソックス、バッグはチャームで飾って教室の並ぶ廊下をすまし顔で闊歩する。ページ上部のギャラリーをスクロールして、コギャル ファッションで身を包んで学校をこっそり抜け出すギャル アイドルのあおちゃんを見てください!   Location: Shibuya Model: @aochanp Photographer: @choom.online Shoot Direction: @choom.online Assistance: @anna.boat.prem Written

ご想像のとおり、就活は大変。人材派遣会社がすべて同じような才能と資格を備えた求職者を探していると、自分のファッションなど間違った理由で目立たないようにというプレッシャーが非常に大きくなる。しかし、常にそうする必要があるのか? 大学生の田村さんに、就活のプロセスと日本のビジネス世界におけるファッションの未来についてインタビューした。   自己紹介をお願いします。 田村后礼、21歳、中央大学、文学部の中国言語文化専攻です。高校時代から中国語を学んでいたため、その延長線上で大学でも中国について学んでいます。 あなたの就職活動の状況はいかがですか? 8月になりますがまだ終わっていません。6月までは焦っていましたが、今はのんびり自分のペースで、体と心の健康を第一に考えでやっています。5月下旬ころに心を病んでしまって、精神的にきつく毎日夜になると涙と吐き気が止まらない…なんて時もあったので、そうはならないよう気を付けています。ですが今でもお祈りメール (選考落ちのメール) をいただくと心が折れかけます。 どのような会社に応募していますか? 就職活動を始めたころは、出版社を。その次はアパレル関係やショッピングセンター。現在はIT関係を見ています。自分が事業内容に対してわくわくするかどうかを重視しながら、決めています。 就職活動はクリエイティブなキャリアを追求している人に関係があると思いますか? 変化をしないと若者とは共存できないと考えます。古くからある所謂大企業はまだまだ一昔前の礼儀を当たり前のように押し付けてきます。夏でもリクルートスーツ必須、髪は結ぶ、履歴書は手書きなど。実際、設立20年以内のベンチャー企業と呼ばれる企業は、Youtube会社説明会や、LINEで面接日程を決めるなど、時代に合わせどんどん変化しているため、就活生としても馴染みやすいです。 就活が決まってから、ファッションを通して自分を表現することについてどのような心配がありますか? 元々“みんなと同じ服装”が嫌いだったため、就活開始前から”リクルートスーツ”“不自然なほどの黒髪&低めのポニーテール”に嫌悪感がありました。なぜ「あなたの個性を見せてください」と言いながらも、個性の1つであるファッションを定められなければいけないのか。何よりこの疑問に対し、答えられる大人がいないことに不満を覚えました。 あなたのお気に入りのファッションを教えてください。 そしてなぜそのファッションが好きになったのですか? カジュアルな雰囲気の中に女性的なエッセンスを取り込むファッションが好きです。“男性にモテるため”のファッションは好きになれず、ヘルシーな女性になりたいと思って見つけたブランドのプレスの方の生き方や考え方に憧れたのがきっかけです。 あなたが職場で着たいものを何でも着ることができるなら、理想的なビジネスコーディネートは何でしょうか? 休日と大差ない服装。デニムもサンダルもOKな会社がいいと思っています。ラフな服装でリラックスして仕事をしたいです。 将来の目標と夢は何ですか? 大好きな人々に囲まれて、自分が一番自分でいられる場所を見つけ出すこと。そしてそこで暮らすこと。 最後にひとことお願いします。 就職活動は誰がなんと言おうと辛いです。自分を嫌いになる要因の一つともなりえます。だからこそ覚えておきたいのは、就職活動はあくまでも選択肢のひとつでしか過ぎないこと。自分の夢を叶えるには何が最善かを問い続けることが大事だと思いました! 今回はこんな貴重な経験をありがとうございました!   Instagram Image courtesy of Mirei. Introduction and questions

あなたが東京で勉強やフリーランスをしていて、自分の部屋や図書館以外で作業のできる場所を探しているとする。東京の作業場所には最高の選択肢がたくさんある。しかし、それを見つけるのはとても難しいこともある。また、仮にどこか見つかったとしても、無料Wifiがある保証はないので、絶対にコーヒーを買う前に確認しよう! ただ、それよりもっと良いのは『The COMM』がリストアップした東京のワーキング スペースの解説を読むことだ!   STREAMER COFFEE COMPANY (ストリーマー・コーヒー・カンパニー) 『The COMM』のリスト最初の1軒は東京都民と日本に住む外国人の両方から絶大なる人気を集めるカフェ、ストリーマー・コーヒーだ。このカフェは渋谷駅から少し離れた場所に店を構えている。店舗が小さいので、良い席をゲットするには待つ必要があることを心得ておこう。でも、待つ価値はある! この場所は、長時間作業をしたい人にとって居心地がよいのだ。しかし、午後6時で閉店するので、それに合わせて来店を計画しよう。店内の装飾はおしゃれなスケーター スタイルだ。きれい、ミニマリストでモノクロ、そして壁中をステッカーが覆っている。SUPREME

今号の『The COMM』では、東京に拠点を置く企業「ON-1」の創立者で、クリエイティブ・ディレクターでもあるJimi Okelana (ジミー・オケラナ) と、日本のクリエイティブ起業について話し合った。 Jimiさんはプロのクリエイティブのビジネス界、そしてそれが若者の未来にどう影響するかについて洞察を聞かせてくれた。詳細は以下のインタビューで!   自己紹介をお願いします。あなたは誰で、ON-1とは何ですか? 東京でイベントを中心に活動するプロのクリエイティブ集団、「ON-1 Inc.」のクリエイティブ・ディレクターであり、創設者です。 ON-1はどのようなイベントをプロデュースしているのですか? この1年間、クリエイティブたちに「考え過ぎず、とにかくやってみてもらう」というアプローチのイベントを実施し、サポートすることをON-1は目指してきました。ON-1は、考え方の似たモチベーションの高い仲間を集め、彼らが取り組んでいるプロジェクトをショーケースします。 様々なプロジェクトを組み合わせて新しいインタラクティブ体験にしていくため、コラボレーションによるイベントがよく生まれます。このコミュニティーは、舞台芸術からマシン・ラーニング (機械学習) まで、あらゆるものをカバーしています。ON-1のイベントから生まれたプロジェクトが、商品プロモーションの独創的なアイデアを求める企業との仕事につながることも珍しくありません。 若いクリエイティブたちとコラボレーションしたきっかけは何ですか? 私は、12年ほど前に東京に引っ越してから、クリエイティブ・プロフェッショナルとしての「アダルティング (※)」のほとんどを日本で経験することができました。その経験をもとに、2007年から2008年にかけての世界的な経済危機を乗り越え、今では日本で最も影響力のあるクリエイティブ・リーダーたちと仕事をするようになりました。その道のりで、若い才能が十分に活用されていないこと、クリエイティブ・エコノミーとビジネス界の間にギャップが広がっていることに気付きました。 オートメーションの新時代への移行開始に伴い、業界は労働者のクリエイティブな可能性の最大限の活用にも取り組み始めなければなりません。これがON-1の使命です。ON-1は、新たなアイデアのひらめきを守り、持続可能でクリエイティブなビジネスのための新しいモデルを提供する、アクセラレータ・プログラムを設立したいと考えています。 ※「アダルティング」とは大人としての自覚を持ち始めること。 日本に注目しようと思ったきっかけは何ですか? 日本で生活・仕事をする機会から大きな恩恵を受けたので、利益を還元する責任を感じました。

ようこそ! 『The COMM』Vol. 2 第5号「Slice of Life (スライス・オブ・ライフ) 」です! 今年度の締めくくりとして、高校生、大学生、そして社会人の生活について調査をしたいと思います。 わたしたちのほとんどが、9時‐17時勤務で「適切」(それが何を意味するにしても!)な服装を着用することを求められます。それが制服であろうとスーツであろうと、職場にふさわしい服装規定があります。しかし、それが少し厳しすぎると感じることも時にはあるでしょう。たまにはピンクのリボンクリップやキラキラのヒールなど自分独自のスタイルを取り入れたい——そう感じるのもごく自然なことだと思います。わたしたちはみな、自分にとって見た目も気持ちも最高の状態で仕事をする権利があります。仕事の妨げにならない限りは——さすがに診療所で1日厚底ブーツで過ごすなんてことはいただけないでしょう。 日本は勤労国家として知られています——良し悪しは別として。この写真では、 仕事熱心なサラリーマンが、綺麗にアイロン掛けされた白い長袖シャツと糊がきいてきちんと折り目が付いたパンツを着用しています。彼にとって、会社の同僚との仕事帰りの一杯が何よりの楽しみなのです。男性は——そして女性も!——我が子を最高の学歴を手に入れることができる最良の学校へ進学させるために懸命に働きます。ほとんどの10代の若者は、有名大学に進学するために塾に通い猛勉強します。しかし、ひとたび大学に入学すると「サークル」に入り、飲み会三昧の生活を送るのです。でもそれも最終学年で就職活動を始める前までのこと。就活をしている学生の多くが、大手企業に入ることを夢見ています。こうして、学生はサラリーマンとなり——このサイクルは再び繰り返されるのです。 しかし、日本にもさまざまな進路の選択肢があり、成長するための道はいくつもあります。それこそがThe