Vol. 2 第1号

チューム 『The COMM』の記事を書くのに、自分がどれだけ時間を費やしているかを考えると笑えてきます。でも、少しでも個人的な何かを書くとなると、困り果ててしまうんです。だから、これはちょっとした挑戦! 世界中の熱心で創造的な人と仕事をして、Webマガジンのボス・レディーとして2019年を迎えるなんて、2018年には予想できなかったことです。『The COMM』を立ち上げた理由は、日本のストリートファッションのコミュニティーの間のつながりを作りたかったからです。しかし、『The COMM』チームや、毎号で特集した人との間に築けたつながりは、予期しないものでした。どの号でも締め切りのラッシュ、ミーティングの連続、土壇場でのイベント準備…今までのすべての経験は、いい意味でのストレスでした。これから『The COMM』をより多くの読者に向けて、押し出していくつもりです。ファッションコミュニティーがもっと大きな声をあげ、『The COMM』で働く人々の才能を披露するために! あけましておめでとうございます! ノワキ 今年は激動の年でした。『The COMM』に偶然出会って、翻訳者のポジションに応募することにしたときのワクワク感を思い出します。チームに入ったとき私がどれだけ幸せだったか、想像できる人はいないでしょう。皆さん本当に優しく、私は『The COMM』の一員であることを嬉しく思っています。 オルタナティブファッションと自己表現は、私にとって大切です。『The COMM』で働いていると、コミュニティーがもっと身近になり、世界中の様々な人たちに自分のことを紹介できます。次の素晴らしい1年を楽しみにしています! ケイ 陳腐かもしれませんが、昨年の初め、自分探しのために日本に引っ越しました。私は「求めよ、さらば与えられん」という言葉を固く信じています。ある日、チュームに『The COMM』でインターンとして働くことができるか、メールを送ってみたことはその例。チームはわたしを心から歓迎してくれて、すぐにアットホームな気持ちになりました。 今年は自分の執筆力を磨いたり、より多くの読者とつながったり、アートディレクションにも足を踏み入れたりしたいです。個人的な抱負としては、自分と他の人に対してもっと愛情深くありたいと思っています。わたしたちの誰もが、ほんの少し変わることから始めれば、世界はわたしたち皆にとって、もっと誠実で、刺激的な場所になっていくと信じています。 アナ 自分の考えを書き留めるのはあまり好きではないです。いつも日記をつけようとはしているけど、いつだってものすごい大失敗に終わります。書き始めると、言いたいことを短くはっきり、となりがちなので…今回もご期待の通りです!

アルゼンチンのデザイナー、Santiago Artemis (サンティアゴ・アルテミス) のことを語るとき、“大胆で自信に満ちた”という言葉がまず思い浮かぶ。 ある暑い昼下がりの渋谷、駆け足で東京を旅行する彼に、短時間でも会ってスナップ写真を撮ることができたのは運がよかった。彼がデザイナーだということはすぐに分かる――スタイリングに非の打ち所がないどころか、服がぴったりと合っているのだ。「かなり自然だったと思っている」というのが、どのようにファッションデザインの世界に入ったのか尋ねたときの答えだ。「のっけからファッションや衣服、女の子、セーラームーンやジェム (※) といった意志の強い女性に、ハマってたんだ」。 ※1985年から1988年まで放送されたアメリカのアニメシリーズ『Jem and the Holograms (ジェム・アンド・ザ・ホログラムス)

ここ何年間かで、ストリートウェアが台頭し、DIOR (ディオール) やCHANEL (シャネル)、 GUCCI (グッチ) などオートクチュール・ブランドの、結束の固いコミュニティーにも浸透した。このようなファッションブランドによる、かつて普通の人には手の届かなかった衣服が、現代では最もおしゃれなストリートファッションにおいて着用されている。ファッションは、ファッションブロガー、そしてインフルエンサーの台頭以降、より多くの人々へ門戸を開かざるを得なくなった。ますます厳しい市場で高級ブランドが切望するのは、無料宣伝効果がある「シェア」と「いいね」ボタンを押してもらうことだからだ。H&Mなどの一般大衆向けの小売店は、MOSCHINO (モスキーノ) とコラボレーションしている。東京で行われたディオール・オムのプレ・フォール・コレクションのショーには、東京で活動するあらゆるファッショニスタが足を運んだ。Rihanna (リアーナ)

ファッションに関わるすべての人なら、誰もに待ち望まれたランウェイを歩くことを、一度は夢見るだろう。わたしたち普通の人間にとってはとても達成できないと思えるかもしれないが、みんながいいところを見せられる場所が1つある――ストリートだ。 東京にある多くの道路が歩行者専用になった90年代前半に、「ストリートスナップ」は普及した。これによって思いがげず、新たなストリートカルチャーの可能性が開かれた――若者たちが道を練り歩いて、手作りの衣類を披露したのだ。平日は学校と仕事だが、週末は好きなようにしたい! そんな独特な服を着た人々が、青木正一さんの目に留まった。彼はすでにロンドンのサブカルチャーを撮影してきており、自分の故郷に同じようなブームが起こっているのを見たのだ。 ファッションに敏感な若者が、欧米と日本の ファッションを合わせている。それも青木さんが今まで 見たことのない方法で。青木さんはその新たに出現した サブカルチャーを記録したかった。 この動きはソーシャルメディア時代以前のことだったので、他の人々のファッションを見る唯一の方法は、日曜日に出かけることだった。しかし、スナップ雑誌『FRUiTS』(元々は『FRESH FRUiTS』) の刊行によって、東京の中にいる人も、外にいる人も、現在「Harajuku kids (原宿キッズ) 」と呼ばれている人たちから、インスピレーションを得ることができるようになった。原宿キッズは、東京のストリートファッション・シーンに世界中の関心を向けさせ、多くの人が今日の日本ストリートファッションに興味を持つようになった。 最近では、スナップに写ろうと多くの人が東京にやって来る。しかし、スナップ雑誌『FRUiTS』は、月刊発行を終了しており、同じような伝説的雑誌の意味合いは持たない。『Tokyo Fashion』などのオンライン出版社にバトンは渡されたのだ。 『The COMM』もストリートスナップの系譜に名を連ねたいと思っている。そこで、サイトに新しくストリートスナップのセクションを設けることを発表したい。多くのスナップは原宿で撮ったものだが、東京各地からの多様なファッションを読者のみなさんにお見せしようと、全力で取り組んだ。できるだけ多くの独創的なファッションを撮りたい――『FRUiTS』の精神にぴったりだ!

ランウェイは退屈だなんて言ったのは誰? 最近では、思い切ったステージやセットを、ファッションデザイナーが自らのショーのために作り上げている。だからわたしたちも同じようにしたくてたまらなかった。ランウェイは雰囲気を作り出し、これから始まるショーのトーンを決める。だからわたしたちは虹色の道に赴いて、この即興のランウェイを踏み鳴らして歩くことにした! 今回注目したのは足元。カラフルなランウェイにマッチするような、華やかな靴を履くことにした。オフィス向きのヒールからスタート、素早くヒッピーのプラットフォームシューズやプラスチックのスニーカーへと移り変わり、あらゆる種類のシューズを披露。いわゆるランウェイで見かけるようなシューズではないけど、そもそも道って、いわゆるランウェイではないしね!  

今号がVol. 2 (第1号) と呼ばれていることに、編集長からのメッセージでお気づきかもしれない。ウェブサイトをリニューアルしてから全く新しい雰囲気と美学を取り入れたので、ここで『The COMM』の初年を振り返り、再始動するのがふさわしいだろう。初年が素晴らしくないというわけではない――多くのことを達成し、コンテンツをたくさん発信した。しかし今年はそれよりもさらによくしたい。 当初、『The COMM』は、日本のストリートファッションの国際的な認知を高め、日本と国際コミュニティーとの間の交流を深めるための、楽しいプロジェクトとして始まった。そこでコミュニケーションを促進させるために、ウェブサイトは様々な言語に翻訳する必要があった。 両コミュニティーの間、そしてコミュニティー内のメンバーの間でもソーシャルメディアのフォロワー数に基づいて、階層が現れるのをよく見かける。『The COMM』は、200人フォロワーがいる人からも、2万人フォロワーがいる人からも、インスピレーションは得られるということを示そうとしている。どんな人にも、どんなファッションにも、コミュニティーの一部でさえあれば、その才能を紹介するためのプラットフォームを提供したい。ファッションのプラットフォームとして始動はしたが、コミュニティーの価値はそれだけではない。 そこで2019年に入る今、わたしたちは『The COMM』を、多様な創造性のプラットフォームとしたい。 今年何人かを特集させてもらったが、COMMunity (コミュニティー) メンバーがいなければ、これほど多くのことをやり遂げることはできなかった。『The

長年の疑問だけど…クリエイティブな情熱を活かしたキャリアを追求するためには高等教育を受けるべきなのか、それとも実世界で成功するには自分自身で鍛錬すれば足るのだろうか? どちらの道に進むにしても、リスクが大きいように感じられ、解決策にたどり着くのは大変だ。すべての資金と情熱を学校につぎ込むこともできるが、現在の経済情勢では、仕事を得られるという保証もない。あるいは自分自身で、忙しい仕事のスケジュールの合間に時間をもっと割いてみることもできるが、業界へのコネクションは簡単には見つからないし、正しい道を進んでいるかどうかを知る術もない。 大学で自分の情熱を追求することの良い点・悪い点となると、ネットワークづくりや、自分のスキル水準の保証といった辺りのトピックに依拠することになる。存在する具体的な情報をすべて検索したい気持ちには抗し難く、それで落胆していっそう辛くなる。では、どうやったらそのスパイラルから抜け出せるのだろうか。 とはいえ、答えを提示することは『The COMM』にはできない。しかし、このジレンマにかつて向き合ったことがあるファッションの学生に尋ねてみることならできる。 わたしたちは東京にある文化服装学院の学生、Domi Szmidさん (@domsyn) へのインタビューを行った。衣服のデザインという夢を、大学で追いかけることを選んだ経験、そしてなぜ故郷の国ポーランドとは対極にある日本で勉強することにしたのかについて、話を聞いた。Domiさんが1年前、まさにこの質問を自分自身に問うたとき、夢であるファッションのキャリアへとうまくつながる折衷案に行き着いた。 文化服装学院は、普通のフルタイム2年間の学部コースと並び、そのプログラムの一部を夜間授業で3年間かけて教える、パートタイムコースも開講している。このことは日本語話者ではない志願者にとっては驚きかもしれない。英語のウェブサイトでは宣伝されていないからだ。これは、文化服装学院が夜間コースの申込者には、学生ビザのサポートができないためである。つまり、日本のどこでも働いたり勉強したりすることができるのなら、志願者はすでに流暢な日本語話者であると言えるだろう。 Domiさんの場合、このコースが彼女にとって選択肢となることを友人から聞いたときには、すでに日本で働いていて、次のステップを考えているところだった。 「文化服装学院の夜間コースには、2つの専攻しかありません。服装科とファッション流通科です。私は服装科に所属しています。基本的に裁縫やパターンメーキングのような実践的な授業と、デザインの授業を組み合わせたものです。」とDomiさん。 著名なファッション学校で学ぶ利点は、最高峰のインターンシップを見つけやすいことや、業界に直接に繋がることができるだけでなく、一緒に学ぶ学生達が、将来のデザイナーであるということだ。一緒に働く人々がみんな友達だったなら、卒業後に何かを始めることも、もっと容易になる。 そして、もし日本で外国人として勉強しているなら、高等教育機関に所属することで履歴書の説得力が増す。国民ではない人々が長期滞在に苦労する国において、人生に影響するこのような決断をしたなら、未来の雇い主から重要な人材だと思われるだろう。 「文化に入学して、本当にたくさんのことが変わりました。」とDomiさんは言う。「それまで、日本で仕事をしていたときも、ファッションに関係あるイベントや集まりには参加していました。でもやっぱり、『ハーイ、私外国人、働いて英語を教えてるの』っていうだけでは、あまり関心を持ってもらえない。」 もうひとつの鍵となる要素は、独学と比較したときの、学校で得られる技術のレベルの高さだ。ファッション制作の仕事は、リードデザイナーやテイラーや、業界標準の枠に限られるものではない (将来のパターナーや裁縫師にも教育が必要だが) 。独学の場合、埋めなければならない自身の知識のギャップに、気がつかないかもしれない。 もし日本――この非常に独特で徹底的な就労文化がある国――で働くことを考えているのなら、働く前にこの国の教育を受けることは大きな強みになるだろう。日本の教育文化を学ぶことは、日本の就労文化への心構えにもなる。 学校では学べないことを考慮するのも、当然ながら決断するときには重要だ。 具体的に言うと、文化服装学院で勉強を進める間、クリエイティビティをコントロールし続けるのが難しいと、Domiさんは感じているのだという。最初の何年かの間は、技術の完璧さに重点が置かれ、評価されるからだ。さらに、生まれ持った才能と傑出したコーディネートの維持も、ファッションの学生にとって大変なことだ。「自分がクールだとわかっていて、人も真似したがる、そんなスタイルを持っている人もいます。しかしその一方で、ファッションに興味はあっても、そこまでの才能を持たない人もいるのです。とてもきついことだと思います。」 もしこのようなセンスを持っていなかったら? これは共通の不安だろう。しかし同時に、ファッション学校は、これまで述べてきたような将来のデザイナーのためだけのものではない。他の高度な専門技術もキャリアに活用できるかもしれない。しかし、まずは学ばなければ! 「先生がある女の子に (彼女が制作している) ドレスを見せるよう求めましたが、ステッチが本当に完璧な真っ直ぐでないことが先生は気に入らなかったんです。先生は小さなハサミを手に取って、クラス全員を呼び集め、全部切ってしまったんです。」 もちろん、世界中の多くのクリエイティブな学校で行われている、この愛のムチ的なやり方は、万人の好みではないかもしれない。しかし、それが成果を挙げていることも認めなければならない。 多くの人の最大の懸念は、文化服装学院のような学校でかかる金銭的コストだ――ここでは、その心配を過小評価するつもりは一切ない。しかしこの記事の核心は、一般的に白か黒の問題だと思われることに対して、もっと微妙な位置づけの解決策を提示することにある。 Domiさんは日中クラスの生徒の3分の1にあたる授業料しか払っていないが、キャンパス設備や関連するデザインの授業、そして「文化」の業界ネットワークへの完全なアクセスがある。彼女は日中クラスの学生とも会って、友達を作っている。フルタイムの仕事と文化服装学院の授業とを両立しているのは、Domiさんだけではない。同じコースに所属する彼女の友人は「文化」と同時に、もう1つ学位を取るためにフルタイムで学んでいる。 「彼のことは本当に大好きで尊敬してます。日中は早稲田で工学をやっていて、夜は文化に来てドレスを作っているの。」 そしてファッションの学校は、業界の新入りのためだけの選択肢ではない。「異なる分野から、ネットワークづくりのためにここへ来ている人もいますよ。例えば仕立てや、スーツ制作の仕事をしていて、でも自分のブランドを立ち上げることを考えている。そこで文化に来て、知り合いを作る。」ファッションの専門家にとっては、夜間コースで充分かもしれない。 もちろん、フルタイムの仕事で勉強資金を稼ぐことができればリスクは減る。しかしDomiさんと話してわかったことは、学校へ行く価値は計り知れないがやはり、財布には厳しい。とはいえ、ひそかに隠された選択肢も、本当に成功したい人のためには存在するのだ。結局のところ、意欲のあるところに道はある!

「文化」 (文化服装学院、文化学園大学、文化ファッション大学院大学、文化外国語専門学校が含まれる) は毎年学園祭を開催している――しかしこれは、他にはない学園祭だ。3日間にわたり、学生の渾身の作品と、大学の学科の設備を紹介する。大学のビルの各階で、学生による学年・学科ごとの展示や、教員が案内する学科のワークショップとツアー、そしてメインイベントのファッションショーなどが行われている。 ショーは文化服装学院の学生によって企画されており、コレクションを創り出すのはデザインの学生たちだ。関連学科のクラスメートの助けだけでなく、生地を提供してくれる個性的なスポンサー企業のおかげで、素晴らしい衣装が制作される。 この3日間の華やかなショーは一般にも公開されているので、ぜひご自身の目で確かめてみてください! 新宿に向かってみると、文化服装学院に近づけば近づくほど、おしゃれな若者の数が劇的に増えてきた。「文化」の学生のファッションは、若くても落ち着いていて、入念に選ばれたものだ。これらの FENDI (フェンディ) と古着を着た人たちが20代だとは思ってもみなかった。 「ネオ・トラッド」で特集した優さんのおかげで、わたしたちは最前列の特別席に座ることができた。優さんはショーで披露されたコレクションのひとつを担当していた。高くせり上がったランウェイと、専門的な照明のセッティングは、本物のファッションショーのようだった。今年のテーマはInstagramで説明されている「@?」。 「@=atは位置を表す前置詞です。今の時代SNSは、私たちのもう1つの居場所と言えるでしょう。ご来場の皆様には「リアリティ」や「人間性」を感じてもらいたいと思いこのテーマにいたしました。」 (bunka_show_official公式Instagramより) ショーで撮った写真をチェックしてみてください! フル動画はこちらからご覧ください。 素晴らしいショーの後は、優さんが案内をしてくれた。それぞれのコレクションの生地がどのように選択されたか、テーマの内容は何かを、当事者の視点から説明してくれた。各コレクションにどれだけの作業や準備が費やされているのか、教えてもらうのはとてもおもしろかった。学生の大多数は20代で2年生なのに、素晴らしい技術力を持っていることにも驚いた。 それから、様々な販売ブースと、学生や教員による展示を見ながらキャンパスを探検した。あまりに多くて、すべてを見るわけにはいかなったけれど。展示やワークショップは各教室にあった。衣類に関わるテクノロジーの学科を偶然見つけたのだが、先生がわたしたちを案内してくれた。衣類を作るのにどれだけの調査や科学的研究が必要なのか、おもしろくて目を見張るものがあった。例えば、生地が気温の変化に対応するか、着るとどのように体に影響を及ぼすのか、理解するために研究機関では実験が行われている。スポーツウェアからユニクロのヒートテックのコレクションまで、基本的だが不可欠な暖かい衣類を作るのに、どのくらいの努力が関わっているのか、忘れてはならない。 在学生の作品を見ることも、学園祭のハイライトとなった。「文化」の学生には、靴、ニットウェアまたはアクセサリーなど、特定のアイテムに注力する機会がある。展示された作品の水準はとても高かった――技術的に見て完璧なだけでなく、デザインの想像性も高かった。撮影禁止なので、残念ながら写真は撮れなかったが、信じてほしい! わたしたちは数時間しか過ごせなかったが、もし文化祭が行われる時期に東京にいることがあれば、訪れてみてほしい! 「文化」には、必ず大きなインスピレーションを与えてくれる、若いクリエイティブがあふれている。

あらゆる分野で活躍するクリエイティブな人々が、楽しく過ごし、お互いの作品を褒めたたえるために、渋谷の EDGEof で開催された ON-1 Collective (※) のイベント「Vol. 6」にどっと押し寄せた――来場者として、もしくはパフォーマーとしてだ。「Amazon Fashion Week