The COMM

ブランドの進化 80年代、90年代、そして現在

SUPER LOVERS (スーパーラヴァーズ) やX-GIRL (エックスガール) などのブランドは、原宿自体と同じくらい有名だ。90年代そしてそれ以前にも、彼らが日本のストリートファッションを形作ってきたのだ。変化の激しい原宿そして日本のストリートファッショントレンドの中で、これらブランドは何十年にもわたって頑張ってきている! MILK (ミルク) からHYSTERIC GLAMOUR (ヒステリックグラマー) がどのようにパンクとロンドンのクラブと関わっているか、そして現在までの活動について見ていこう。

 

MILK

ブランドMILKについて考えたとき、多分どんなカワイイ服にも合うアイコン的なハート形のバッグを思い浮かべるだろう。70年代に作られたパンクスタイルのことを思い浮かべる人はほとんどいないのではないだろうか。当時イギリスのパンクは最盛期で、創業者でデザイナーの大川ひとみは、自身のブランドのインスピレーションを得るためロンドンの街に飛び込んだ。パンクファッションに影響を受けたブランドのエッジィでありながらキュートなデザインは、東京の街にとても新鮮に映った。John Lennon (ジョン・レノン) やDavid Bowie (デヴィッド・ボウイ) のような世界のセレブ、そしてVIVIENNE WESTWOOD (ヴィヴィアン・ウエストウッド) のデザイナーたちがしばしば大川の店を訪れることで、MILKは世界にパンクをキュートにすることができるのだと示した。今日、MILKはフェミニンで大人のブランドにさらに進化した。ワイルドストリートウェアの時代は過去のものに思えるが、MILKは今でもデザインにユニオンジャックをしばしば使うことで自分たちのルーツを守っている!

Image courtesy of milk-web.net

HYSTERIC GLAMOUR

70年代のアメリカンポップカルチャー、ヴィンテージの洋服とパンク、そこにセクシーさをちょっと加えると、HYSTERIC GLAMOUR (ヒステリックグラマー) のでき上がり! 1991年、ロンドンにショップをオープンして以来、SEX PISTOLS (セックス・ピストルズ) がHYSTERIC GLAMOURの洋服を着て、2013年にPLAYBOY (プレイボーイ) とコラボレーションしたことで、このブランドは世界的に有名になった。飽きがこないHYSTERIC GLAMOURのスタイルには、ヴィンテージ風のTシャツ、デニム、そしてパンクアクセサリーがある。HYSTERIC GLAMOURは、 クラシックなアメリカンカルチャー (アメリカーナ) を日本風にアレンジしている。最近では、2017年にストリートウェアの巨大企業であるSUPREME (シュプリーム) とコラボレーションしたが、これはHYSTERIC GLAMOURのルーツにパンクがあると知っている私たちには予想もできないことだった! 最近、90年代に人気があったパッチワークジーンズの復活を目にするが、これは東京のファッションにHYSTERIC GLAMOURがリバイバルする兆候だろう。

Image courtesy of sabukaru.online

SUPER LOVERS

鮮やかな色彩、大胆な絵柄、そしてクラブミュージックが、このブランドを際立たせている! SUPER LOVERS (スーパーラヴァーズ) は、1988年に誕生し、80年代のロンドンのクラブシーンにインスパイアされたされたブランドで、何十年にもわたってパーティー好きな人たちにとって欠かせないものだった。SUPER LOVERSのビジョンは明確で、音楽、アート、愛を結びつけるファッションを創り出すことだ。90年代ロンドンのクラブの若者たちがこのブランドを頭から足元まで身につけている写真によって、SUPER LOVERSは世界的に認められた。遂に東京とロンドンのサイバーファッションとパーティーのコミュニティーで欠かせないものとなったのだ。この数年、SUPER LOVERSは派手なプロモーションを控えていたが、最近、原宿でお馴染みの人たちがモデルをすることでこのブランドは返り咲きを果たした。変わらないファッションとこの復帰により、SUPER LOVERSは、90年代がいつの時代においても流行るのだという生き証人となった!

Image courtesy of patrickmacias.blogs.com


X-GIRL

X-GIRL (エックスガール) は、男性スケーターブランドのXLARGE (エクストララージ) の妹ブランドだ。90年代にクールなティーンになりたかったなら、X-GIRLはマストバイブランドだった。このブランドはニュートラルな色調、Aラインのワンピース、幅広のデニムなど、女の子たちにスーパーガーリーでない洋服を提供した。X-GIRLブランドはガールパワームーブメントの先頭に立つことで、ストリートウェアで世界を席巻した。最近のX-GIRLコレクションにはカウボーイハットとウエストバッグなどがあり、ファッショナブルである一方、いまだにスケーターガールの気風が根付いている。X-GIRLはHYSTERIC GLAMOURとさえコラボレーションし、その結果としてパンク、スケーター、Y2Kが融合したコレクションが生まれた。私たちはいくつかの最も象徴的な90年代の定番アイテムと、多くのガールパワーの復活を目にしたのだ。

Image courtesy of x-girl.jp

PINK HOUSE

金子功により1973年に創立されたPINK HOUSE (ピンクハウス) はすぐに人気を得た。1970年代のプレーリー(西部開拓時代風)ファッションの復活にインスパイアされたこのブランドは、ブラウン、クリームとパステルカラーの花柄を特徴としている。このブランドファッションは簡単に見分けがつく。ロングのレイヤードスカート、ブラウス、カーディガンはとても人気があり、ピンクハウススタイルという独自の名前を得た。このブランドは雑誌『OLIVE (オリーブ) 』で特集され、2016年にはアイドルグループのももいろクローバーZともコラボレーションしたのだ。多くの年月が経っても、PINK HOUSEは自身のファッションの原点に忠実だ。現在、通称BABY (ベイビー) やANGELIC PRETTY (アンジェリックプリティ) などの人気ロリータブランドが発表したデザインは、明らかにPINK HOUSEファッションにインスパイアされており、KINJI (キンジ) などの古着屋はこのブランド専用コーナーがある。PINK HOUSEは以前より認知度が上がってきている。そして、このすばらしい80年代ブランドの新世代ファッションがどうなるのかに期待が高まっている。

Image courtesy of idontknowmuchbutimlearning.blogspot.com

キュートで大人向けのPINK HOUSEからクールなストリートウェアの大手HYSTERIC GLAMOURまで幅広いファッションを取り上げました。あなたはどのブランドを着てみたいですか? コメント欄で教えてください!

 

Written by Stefanie, translated by Toshi.
Image courtesy of sabukaru.online

Post a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *