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6%ドキドキ / 6パー

Photo credit: http://dokidoki6.com/

ファッションの革命について話すのなら、アイテムに文字通り「革命」と書いているこのブランドを取り上げなくてはならないだろう。

増田セバスチャンが1995年にオープンした「6%DOKIDOKI」は、原宿のファッションやカルチャーの礎として知られるようになった。「6%DOKIDOKI」のアパレルやアクセサリーは、きゃりーぱみゅぱみゅや、BIGBANG、BLACKPINKのメンバー、ニッキー・ミナージュらが身に着けているところを見たことがあるかもしれない。

 


Photo credit: http://tokyofashion.com

 

繊細、控えめ、はそのイメージとは異なる。色は鮮やかで、デザインは奇抜だ。「6%DOKIDOKI」という名前は、このブランドのアイテムを買う時の気持ちに由来する。増田氏が願うのは、その純粋な高揚感で、買った人の心臓の鼓動が6%速くなること。ブランドコンセプトは「センセーショナル・ラブリー」。そのように感じてもらうことが、すべてのアクセサリーや洋服の目指すところだ。

 

 

6%DOKIDOKIのショップスタッフの中には、すでにこのコミュニティでよく知られている人もいる。しかしながら、ウェブ上には記録されてこなかったショップスタッフも多い。見つけることができた中で、一番古いショップスタッフの写真は、2008年のレイコ(今月号で取り上げられている、伝説的ショップガールのユカと一緒だ)。書いている私自身も6%DOKIDOKIのショップガールだった。詳しくはこちらの記事で!

最近のトレンドは全く異なる方面へ向かっているが、原宿の裏通りにあるこの小さなお店は、今も変わらない。「6%DOKIDOKI」のイメージは時とともに変わったが、このブランドらしさは保ってきた。今日のトレンドを優先してそのアイデンティティを手放す、ということもなく、90年代と00年代の原宿ファッションのピークをしのばせるものとして存在している。

 

@6doki_official

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