東京で訪れるべきブキミな5つのスポット
日本は可愛いテーマカフェやハローキティで有名だが、騙されてはいけない! 日本は『呪怨』や『リング』といった恐ろしいホラークラシックを世界に与えた国でもあるのだ。日本よりホラーをうまくやる国はない! そして、東京には世にも恐ろしいレストランやカフェがある。恐怖を感じたいなら、以下のブキミなスポットをチェックしてみて!
Image courtesy of Are We There Yet? Blog.
The Lockup
レストランに一歩踏み込むと背筋が凍るに違いない。牢獄をテーマとしたこのレストランでは、ダイニングテーブル (牢獄では標準的なステンレススティール製) が独房内に置かれ、看守スタイルのウェイターがサーブしてくれる。メニューにはクモの形をしたフード、ゾンビのモツ焼き、試験管カクテルがある。でも気を付けて! 歌舞伎のお面を着けたモンスターが、いつあなたの独房に押し入ろうとしてくるかわからない! これは東京店だけ! このブキミなスポットはブキミな食事を経験できる場所でもある!
Image courtesy of Atlas Obscura.
Vampire Café
日焼けで水ぶくれができますか? 十字架や教会を避けていますか? 『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』、『ドラキュラ』や——恥を忍んで、観たことを認めます——『トワイライト~初恋~』といった映画のファンですか? そうなら、Vampire Café (ヴァンパイアカフェ) はあなたにぴったりのお店だ! 銀座の高級なショッピング街に位置し、ぜいたくに装飾された、訪れるべきおでかけスポット。血のように赤いベルベットのカーテン、大きなダイニングテーブル、棺桶、ろうそく、そして骸骨がヴァンパイアの王族にふさわしくなるようカフェを飾り立てている。そして王族のように、あなたの身の回りの世話をしてくれる。ベルを鳴らすだけでヴァンパイアの奴隷を呼び出し、血濡れのサラダ付きの赤いレアステーキや悪魔的儀式を注文できる。
Image courtesy of Kita Colle.
幽霊居酒屋
日本の伝統的な民話を体験したいなら23区のご近所、にぎやかな吉祥寺にある幽霊居酒屋を訪れてみて。きっとあなたの幽霊欲を満たしてくれるだろう。一見、都内では家族向けの街、吉祥寺で幽霊をテーマにした居酒屋を経営するのはおかしく見えるかもしれない。しかし、昔の日本の怪談からインスパイアされたこの居酒屋からはニンテンドーゲームのような遊び心を感じるだろう。幽霊居酒屋は暗闇で光るカボチャやクモが飾られた、楽しい雰囲気で有名だ。眼球、カボチャのジュースやスペアリブの火葬焼きなどの奇抜なメニューがとてもウケている。怖いより可愛いブキミなスポットに行ってみたいなら、このバーがぴったりだ!
Image courtesy of Enjoy Tokyo.
赤羽霊園
赤羽霊園の狭さを補っているのは雰囲気だ。赤羽岩淵駅から徒歩2分のこの小さな居酒屋はこぢんまりとして居心地は良いが、客は恐ろしい体験をすることになるだろう。ガイコツに覆われた壁や仄暗い照明はあなたを不安にさせるに違いない。からくりが目の前に飛び出し、今まさに切断された首があなた目掛けて落下する。オーナーが密かに仕掛けるサプライズに、あなたはきっと「今のあなたの手? それともわたしの?」と尋ねるだろう。カラオケで歌うのと、飲み放題メニューを試すのをお忘れなく!
Image courtesy of Play Life.
恐怖の自販機コーナー
アニメ、マンガやTVゲームの故郷、秋葉原にあるこの恐怖のコーナーはぜひ訪れて! 荒れ果てたビルの中にある自動販売機はぶら下がった電線、ゴミや不気味な注意書きに囲まれている。一番ブキミなのは、謎の箱を売る自販機だ。殺人や下ネタの怪文書に包まれた箱を買って、KitKatと岐阜にある (らしい) 家の、謎の住所を手に入れよう! 気味が悪いでしょ? 他にも、プラスチックの昆虫、ベル、肉の缶詰、パン、作りたてのポップコーンなどの奇妙な物が売られている。これまでに紹介したいくつかのお出かけスポットと比べるとおしゃれではないけれど、この自販機コーナーはブキミな写真を撮るにはぴったりだ——あなたが十分に勇敢ならね!
Written by Ash, translated by Sachi.
Featured image courtesy of Savvy Tokyo.