東京で緑が楽しめる4つのお出かけスポット
都会に長くいると、自然が無性に恋しくなることがあるだろう。新鮮な空気を吸って、ただのんびりして、リラックスする。都市によっては、1時間もドライブすれば、緑あふれる自然に身を置くことができるだろう。しかし、もしあなたが東京のような大都会にいるとしたら話は別だ。自然に触れたいと強く感じても、日帰りするほどの時間もない、なんて時にオススメのお出かけスポットを紹介しよう。アクセスが良く、都会の中でも最も色鮮やかで美しい花々に囲まれた場所だ。
Image courtesy of Botanist.
ボタニストカフェ
原宿の最新トレンドの発信地、ラフォーレからほど近いところに緑あふれるショップ、BOTANIST(ボタニスト)がある。BOTANISTはさまざまな植物から作られたヘアケア商品やボディケア商品を中心に展開する日本発のブランドだ。香りが良く、価格も手頃だ。お店はミニマリストにとっては夢のような場所だ。白を基調とした店内は広々としていて、壁には観葉植物が飾られ、まさに「清々しい」という言葉がぴったり。でも、ちょっと待って、それだけじゃない! 2階にはエステを併設しているカフェがある。ここにも同じタイプの観葉植物がいたるところに飾られ、また天井からフェアリーライトが吊るされいて、まるでちょっとした魔法が掛けられているよう。オプションが豊富なメニューは、ベジタリアンやビーガン料理も充実している。また、春メニューのサクラバーガーなど、季節限定メニューも提供している。カフェを訪れた際には、他では味わえないここだけの一品をぜひ堪能してほしい。
Image courtesy of Japan Guide.
新宿御苑
東京で最も大きくて美しい公園、新宿御苑。日本庭園、イギリス式庭園、そしてフランス式庭園で構成されている。また、冬でも楽しめる温室もある! 春にはお花見が楽しめるベストスポットとしても有名だ。毎年、良い花見席を確保するために地元の人々や観光客が朝早くから大勢押し寄せる。映画の主人公になりたいと思ったことはない? ここならそんな体験もできちゃう。新宿御苑は、話題のアニメ映画「言の葉の庭」の主要舞台なのだ。まるで実写のようなリアルで繊細な描写は、本当に公園を訪れているような感覚に陥るだろう。
Image courtesy of Aoyama Flower Market.
青山フラワーマーケット
日本の花業界の市場規模はかなり大きい。日本固有のさまざまな種類の花があり、いけばなは芸術として確立されている。街の至るところに花屋があるが、その中でも特に人気があるのがチェーン店の青山フラワーマーケットだ。一歩店内に入ると、行事や季節に合わせて作られたさまざまなタイプのフラワーアレンジメントのディスプレイが目に飛び込んでくる。ヒマワリ、ユリ、ゴクラクチョウカなど旬の花を常に取り揃えている。青山、吉祥寺、そして赤坂にある東京の大規模店舗には「青山フラワーマーケットティーハウス」も併設している。きっとインスタグラムでたくさん見たことがあるだろう。エディブルフラワーが添えられたフレンチトースト、パフェ、サラダなど、インスタ映えする一品を見つけられること間違いなしだ!
Image courtesy of Kay Knofi.
CUNE 下北沢
もしあなたが古着好きなら、多くの古着屋が立ち並ぶ東京の街、下北沢のことは聞いたことがあるだろう。このエリアは、ファッショニスタに絶大な人気を誇ることから、お店を構える小売店が急増している。特に一風変わっているのが、CUNE (キューン) だ。CUNEのウェブサイトにはブランドのコンセプトが紹介されている。「買わなくていいです。やっていることを遠くから見守っていてください。」なんとも型破りだ! ところで植物はどこにあるかって? CUNEの下北沢本店はカフェを併設していて、店の中央には葉が生い茂った大きな木があり、緑のカエルのキャラクターのオブジェが置かれ、店の看板には緑のネオンサインが使われている。ここは、今回紹介している緑が楽しめるオススメスポットの中でも特に落ち着いた雰囲気でとても居心地が良い。またコーヒーがお手ごろ価格なのも嬉しい!
Written by Kay, translated by Michiyo.