11月 2020

永遠の影に包まれた街。2019年のロサンゼルスが舞台で、カメラは果てしなく広がる超高層ビル群を上からパンする。未来の乗り物は空を飛ぶので、高層ビルは主要な競争率が高い広告スペースにもなっている。高層ビルを覆うプラズマスクリーンには、赤い唇、白い顔の優雅な芸者が映し出されている。でも、待って! 芸者はSF映画にも出てくる。この世界では、昔の日本の職人たちが生き残り、その威信を保っている。 映像は老朽化した水浸しの路地裏のストリートビューに切り替わる。屋台で食事をしている人々、傘や笠 (これも日本っぽい) を持った通行人。エアダクトの上に座っているのはHarrison Ford (ハリソン・フォード) が演じるデッカードだ。漢字のネオンと点滅するテレビに照らされ、新聞を読んでいる。彼の番が来ると、屋台の店主が日本語で「いらっしゃい! 」と迎えてくれる。この屋台は、どう見ても1982年頃の東京から飛び出してきたように見える。店主は伝統的な衣装を身にまとい、日本語を話し、様々な麺料理にトッピングをして提供している。 テクノ・オリエンタリズムとはその名の通りだ。 『Blade Runner (ブレードランナー)

皆さん、チャンネルはそのままで——ライブ配信が始まります! 衛星スプートニク1号が宇宙に打ち上げられ、ある視聴者の心の中に飛び込むのを見よう。この現代技術の驚異に触発されたマナミは、ゴーゴーブーツを履いて星柄の衣装に身を包み、人類のために小さな (おしゃれな) 一歩を踏み出す。     Model: @mamo.manami Photographer: @choom.online Written by The COMM, translated

SF映画のファッションは2つのカテゴリーに分けられるだろう。完璧な世界 (ユートピア) もしくは苦悩と不正の世界 (ディストピア) に。テクノロジー、政治そしてファッションはこれらの物語へのインスピレーションとなるだろう。SF映画におけるコスチュームデザインはその時代の考え方に関して多くを語る。だからポップカルチャーはこのジャンルに夢中なのだ。作家Hal Niedzviecki (ハル・ニジヴィエッキ) は未来をわたしたちの最も大きな魅力の1つだと述べている。なぜなら、それは可能性に満ちているからだ。良いもののように見えるものは実際悪いもので、悪いものに見えるものは実際良いものである。   Image courtesy of

こんなに心配のない人生は初めて。沈まない太陽と消えない虹、そして人びとは欲望と嫉妬を乗り越えた。Earth 2.0 (第二の地球) は隅から隅まで芝生が青く、その美しさに手を加えていく日々を送る。華やかなすべすべな生地、派手なプリント、サイケデリックな模様、そしてキラキラしたもの。空想にふけり、自由奔放な精神をもち、甘い香りのする草原でスタイリッシュにはしゃぎまわる。これがEarth 2.0の天国だ!     Models: @jetaxel @sheflawlesss_ Photographer: @yoshikiikuta1994 Shoot Direction:

宇宙旅行、未来、そしてテクノロジ——これらはファッションに画期的な影響を与えたアイデアのほんの一部だ。デザイナーやブランドは、限界を押し広げるために、テクノロジーとスタイルが交差するポイントを定期的に探求している。異世界のアクセサリーと宇宙仕様の未来的コーディネートでファッションの未来を再考するブランドをいくつか紹介しよう。   Image courtesy of Chloma. CHLOMA 2011年から東京を拠点に活動するCHLOMA (クロマ) は、鈴木淳哉と佐久間麗子が立ち上げたファッションレーベルだ。しかし、CHLOMAは単なる標準的なサイバーファッションレーベルではない。VRを使用して仮想世界と現実の境界線を常に曖昧にしてきた。CHLOMAの宇宙時代の服は、テクノロジー、インターネット、仮想キャラクターを探求している。日本の現代アーティスト、梅沢和木、Pixiv、Styly、Porter Robinson (ポーター・ロビンソン) ともコラボしている。サイバーファッションとVRが好きなら、CHLOMAはぜひチェックして欲しい。 Website   Image courtesy

フェミニストのストリップクラブの経営 (当局によって閉鎖されたことが2回ある) から、アートとジュエリーを届けるための国を横断する旅まで、Marina Fini (マリーナ・フィニ) は退屈な時間を過ごすことはない。セーラームーンが月の名のもとに世界を救うなら、Marinaは色、光、喜びの名のもとに世界を救っている。 カリフォルニア州ロサンゼルス出身のMarinaは、子供の頃からアートに興味を持っていた。映画を専攻 (副専攻は衣装) していた時、彼女はファンタジーの写真撮影、動画プロジェクト、セットデザインに夢中になった。彼女はすぐにレーザーカットをマスターし——その後のことはご存じの通り! 「人を癒し、人類全体が人間として より良いと感じられるような空間を作ることが、 わたしへの神の思し召しだと思っています」 4年半前、Marinaはスヌーズレン (70年代に自閉症と発達障害者のために開発された治療法) に出会った。彼女は、このような超感覚的な環境が、障害を持つ子供たちがリラックスしてコミュニケーションをとるために使われていることに畏敬の念を抱いた。同じ頃、Marinaは強烈なスピリチュアルな目覚めを経験した。それは、彼女が人生を謳歌し、人に自分の可能性を気づかせるきっかけとなった。その後、Marinaはレイキ

知恵の女神Athena Galactica (アテナ・ギャラクティカ) よ、不思議と喜びがある新たな正道へとお導きください。あなたは道を照らす灯台であり、素晴らしい新世界と新たな輝かしい未来への旅路でとても明るく輝く星です。     Model: @goooonpippi Styling: @domsyn Photographer: @ji_ryuu Make up: @_san_chan Written by

宇宙の闇の奥深くから、歌が聞こえてくる。渦巻く銀河の中を、宇宙の妖婦が漂う。宇宙にいる魔法使い、彼女は月や惑星の上を飛び回り、きらめく星の光を飲みながら、夜に歌う。彼女のこの世のものとは思えない歌声は空虚な空間に残され、あなたを彼女の側に呼び寄せるのを待っている。     Model: @pinkgaijin Photographer: @choom.online Written by Sophie, translated by Anna.

おそらく、いつかわたしたちは皆宇宙に住むことになるだろう。USSエンタープライズ号に搭乗しているかもしれないし、SFシリーズのように、普遍的なファッションの選択肢があるかもしれない。お洒落なDIY用品から古典的なSFまで、『The COMM』は地球に置いていくべきではないものをいくつか選んだ。   Image courtesy of Fashionista. 1. ホログラムの何か 近年、90年代ファッションの復活のおかげで、ホログラムの服が最高の地位を占めている。ランウェイから古着屋まで、ホログラムを使ったあらゆるものが流行していいる。しかし、わたしたちが星空の旅に出るとき、この素材は必須になるだろう。何光年先からも見えるので、外出先でロケットにぶつかる心配はない。   Image courtesy of @godsomeware via

土、風、火、水——そしてファッション。えっ、ちょっと待って! それは5番目の要素じゃない! Instagramのディスカバーフィードで、オレンジ色の髪の現実離れした、ミイラのように包帯で身を包んだ美しい姿が絶え間なく表示されていることに気づいたかもしれない。それらの投稿は、Leeloo (リールー) という名の少女に敬意を表している。そう、彼女こそ5番目の要素「フィフス・エレメント」だったのだ。1997年にLuc Besson (リュック・ベッソン) 監督が製作したこの映画は、ここ数年、ソーシャルメディアで再び取り上げられるようになった。90年代の典型的なレトロフューチャーの一片を提供する『The Fifth Element