7月 2019

ラフォーレ原宿に実店舗を持つ「M.Y.O.B NYC (Mind Your Own Business NYC) 」は、女性を中心に運営されているブランド。そのファッションアイテムは、ブランドの個性を保ちながらも、常に流行の最前線を行く。ベレー帽やワイドパンツ、しっかりめのチェーンなどが定番だ。     MODEL: @choom.online PHOTOGRAPHY: @sho_makishima LOCATION: Harajuku CLOTHES AND ACCESSORIES: @myobofficial SHOES: Buffalo

「あの頃は良かった」というのは本当だろうか?今回のオピニオンは、雑誌「FANATIC」のメンバーであるフキのコメントからきっかけを得た。昔、彼女が小学生だった頃、竹下通りはもっと楽しい場所だったというのだ。 東京出身でないわたしには、この発言を否定することも、肯定することもできない。 しかしこのわたしから見ても、かつて竹下通りを有名にしたものは完全に失われてしまっている。 ストリートファッションの愛好家たちが週末に訪れる、最先端のショップはどこにあるのだろうか?原宿を訪れたことがある人にとって、とりわけ週末になると人で溢れかえる竹下通りは、まず避けるべき場所だろう。 しかしこれは、当時は「好きだった」から良く感じたに過ぎないものを、わたしたちが懐かしんでいるだけなのだろうか。なぜなら―ここで認めなければいけない―若いときには何もかもが、よりかっこよく、おもしろく感じられるから。 10代の頃、ロンドン出身のわたしは、カムデン (Camden) が地球上で一番オシャレな場所だと思っていた。カムデンのマーケットは常ににぎわっており、出店者は頻繁に変わるので、何があるのか予想がつかない。カムデンに行く日はいつも楽しかった。そして2000年代に、世界中のみんなと同じように10代のエモ・ファッション時代を過ごした身としては、カムデンは新しい服を買ったり、オシャレな雰囲気の中でくつろいだり、安く食事したりするのに、まさに絶好の場所だった。言うまでもなく、アニメのTシャツやフィギュア (模造品だったかもしれないが、若かったその頃は全く気にしなかった) は、カムデンの「クールさ」へのボーナス点だった。 現在、このエリアを訪れても非日常感は全くない。新しく発見したり、見たり、やったりすることがないのだ。昨年マーケットに被害をもたらした大規模火災も追い打ちをかけたように思う。ただ、そうであったとしても、楽しい雰囲気は随分と前になくなってしまっていた。気づき始めたのだ、互いの商品を模倣する出店者が着実に増えていることに。2メートルと歩かないうちに、「Just Did It」やら、スターウォーズ絡みのシャレが書かれたTシャツやらをいくつも見ることになるだろう。1、2店舗ならかまわなかっただろうが、マーケットには大量生産の感が出始め、その信頼性は失われた。メイン通り沿いの多くのショップが閉店し、H&Mのようなファストファッションブランドに取って代わった。最後に残っているのはサイバードッグ (Cyberdog) のようだが、これも将来的にはどうなってしまうのだろう、と今は心配している。 毎日観光客の群れを引き込んでいるカムデンや原宿のようなエリアでも、その魅力は失われてしまったようだが、それは驚くべきことではない。 大手ブランドは人々がいるところに店舗を展開したい。つまり小規模の販売者は押し出されてしまうのだ。それに加えて観光客も、ただ見とれていたり、勝手に写真を撮ったりするばかり、ストリートファッションのアイテムを、ただ面白い写真を撮るためのピエロの衣装のように扱っていて、健全な雰囲気は作り出さない。 それにもかかわらず、多くの人が、特に若い人たちが、今もこのようなエリアを訪れているのはなぜだろうか?わたし自身、正直なところよくわからない。しかし刺激的な何かや、そうでなくても行く理由があるに違いない。 わたしは今も竹下通りに行くたび、日本のティーンエイジャーのグループを見かける。そのような若い人たちは、ノスタルジックであるから行くのではなく、自分たちにとって価値があるから行くのだ。ファッションと同様にエリアも変化し、そして、主に若い世代がルールを作っていく。 おそらく、これらのエリアは変わっておらず、ただわたしたちの見方が変わっただけなのだろう。店舗や露店のオーナーは交替したかもしれないが、若い世代が感じるものは、かつてわたしたちが感じたものと何ら変わらない。わたしも20代初めにはすでに、カムデンハイストリートが過去の遺物かのように「あの頃はね…」などと語っていたなんて…! あなたはどう思いますか?懐かしい?それとも、つまらない?

Izzy (SHINING ♥ DAYとしても知られている) は、ファッションのインスピレーションを日常生活から得ているが、おそらく想像するような方法とは異なる。ミュージシャン・DJとして、人が共鳴するような雰囲気に、自分のファッションをチューニングする。インスピレーションを探すときは過去からそれを得て、今の気分に合うように再解釈する。見た目はふんわりしているが、美的感覚は鋭い!Izzyを紹介します!   何から・誰からファッションのインスピレーションを得ているのですか? 特定のファッションを決めるよりも、「感情」というテーマに着る服が沿うようにしている。服の一枚一枚からどことなく、それぞれの雰囲気が感じられる気がする。服から生まれる雰囲気や気分を感じるのが大好き! パステルカラーのアイテムをよく着ている。けれど、それは淡い色が好きだからでなくて、むしろそのアイテムから得る気持ちやエネルギーが私にとって大切だから。眠りとか、目が覚める時のあいまいなポーッとした夢見心地とかが、私にとってはすごく大事。だから、それを思い出させてくれる服をよく着ている気がする。 コーディネートの決め手は何ですか? 決め手は特にないです!別世界にいるような、ウルトラハッピーな気分にさせてくれるアイテムを着るのが大切だと思う。 Izzyさんのスタイルは時間とともに、どのように変わりましたか? 2014年頃は、池田ひらりやエバ・チェンといった人たちをはじめ、日本のストリートファッションにインスパイアされていた。最近は、茫然となるような、でもドキドキする感じを与えてくれるものから発想を得ている。だから何でもインスピレーションになるってことね。「Popples (1980年代前半のおもちゃシリーズ) 」や他の昔ながらのおもちゃからインスピレーションをたくさん得てきた。おもちゃの独特な風合いには特別な感じがあるよ!ビデオゲームや特別な匂いや手触り

Frammy Landへようこそ! トルコのイスタンブールから来たこのブランドは、スタイリッシュなレインコートやドローストリングバッグを作っている。アイテムにプリントされる色鮮やかなイラストを生み出すのは、デザイナーのグルサ・ハムルジュだ。愛らしさや「カワイイ」、楽しさ、スポーティーが、Frammyのコンセプトだ。ストリートファッションや原宿ファッション、「カワイイ」と「デコラ」ファッションーつまり、明るくて色鮮やかなものなら何でもーからインスピレーションを得ている。 Frammy Landは2017年に設立され、「Berlin Alternative Fashion Week」でお披露目された。   Photos provided by Frammy Land