7月 2019

原宿のブランド「6%DOKIDOKI」のショップガールを長く務めたことで知られているが、ユカさんは今、芸術的な活動に精力を注いでいるところだ! お店を卒業してから、定期的に「KAWAII MONSTER CAFE」で出演している。ダンスの決まった型の振り付けをしたり、パフォーマーとしての本領を発揮し始めている。これはユカさんの全く知らない一面だけれど、わたしたちはワクワクしています! 【アドバイス】ぜひ彼女のTwitterをフォローしてください。アートや映画、写真撮影についての深い理解に基づく考えがシェアされています。 彼女がいつものパフォーマンスの前に紹介されている通り、“Let’s welcome this tiny and beautiful Japanese

インスピレーションを受けたのは、90年代原宿の雑誌「FRUiTS」に載っていた、アイコニックなデコラファッション。このスタイルは、過度にアクセサリーで飾って、できるだけ重ね付けして、とにかく派手でなければ、と考えられることもある。しかし90年代の若者や、デコラの元祖とも言える篠原ともえの例を挙げてみると、そこまで極端である必要はない。本来のスタイルは、とても手作り感があって、むしろ全体のコーディネートを邪魔しないアクセント程度のアクセサリーによる、明るく元気の出るような色使いを重視するもの。今回のフォトシュートでは、頑張ってこのスタイルに倣ってみた。   Location: Harajuku Model: Choom @choom.online Photography: @sho_makishima Clothing and accessories: MYOB NYC Shoes: Buffalo

パリのロリータファッションコミュニティでは馴染みのメンバーであり、Angelic Pretty Parisのスタッフでもある Mila (ミラ) 。アクセサリーを合わせ、調和を図った、いつも完璧なスタイルだ。 彼女は、ヨーロッパの様々な都市でのファッションイベントの開催も手伝っている。フォトシュートが行われたのは、Angelic Prettyのすぐ隣りのお菓子屋さん。ミラのコーディネートにぴったりの、最高のロケーションだ。     @miladeblois

竹の子族は聞いたことがありますか? 80年代前半にブームの最盛期を迎えた竹の子族は、原宿ホコ天に大勢で集まり、ラジカセで音楽をガンガン鳴らしながら踊っていた。豊かな髪に色鮮やかな衣装を身にまとい、そのコーディネートはファッションとコスチュームの中間にあった。90年代にホコ天が閉鎖して以来、もはや原宿に彼らの踊る姿はない。時々、当時のメンバーが、80年代の遊びを再現するために新宿でイベントを開催している。   元々の竹の子族のイベントを、こちらのリンク先で観てみてください!   最近、ケケノコというグループが、竹の子族の伝統を現代化してリバイバルしようとしている。毎月、原宿の路上でダンスする。なぜか?竹の子族は、原宿が若者文化の拠点として知られるようになった理由の一つだからだ。そのカルチャーを復活させようとしているのだ。 ケケノコを観るためには、こちらのリンク先を見てみてください!彼らは竹の子族革命を起こすかもしれない!       @keke_no_ko

ようこそ!『The COMM』第3号です! 今号のテーマは「カワイイ」革命です!過去から現在までのトレンドを探求します! 東京のストリートファッションのトレンドは日々変化しているので、ついて行くのは大変です。一人一人のファッションは時間と共に変化し、各々のスタイルに対する考えも発展していきます。ファッションを完全に変える人もいれば、元々のスタイルを考え直し、もっと自分らしく、洗練されたものに進化させる人もいます。 次はどんなストリートファッションが流行するのか、そして、コミュニティー内の人々がそのクリエイティブな才能で何を始めるのか、考えるとワクワクしますね。 彼らのその才能はたいてい、ファッションだけでなく他のクリエティブな媒体にも向かいます。今号で紹介するように、「6%DOKIDOKI」のショップガールから始めたユカは、ファッションに関する知識からインスピレーションを得て、驚くほど素晴らしいダンスのパフォーマンスを作り上げています。その一方で、Izzy (Shining Day) は、彼女のまるで夢のようなファッションを表現する音楽を作っています! ファッショントレンドの進化と同じくらい、「カワイイ」の定義も流動的です。「カワイイ」とは、髪がピンク色で目がパッチリした女の子が着ている、ガーリーなパステルカラーのコーディネート、をイメージさせる言葉ではありません。 定義はそれほど厳しくはなく、むしろ何を「かわいい」と思うか、という個人的な視点とつながっています。もちろん「カワイイ」はわたしたちがよく連想するような柔らかいパステルカラーのイメージも含んでいます。しかしそれは「カワイイ」が幅広い用語だからです。グランジファッションから無地のシャツやワイドパンツまで、この言葉は全てのファッションを含んでいます! カワイイ革命を楽しみましょう!

雑誌はファッションの非常に大切な部分を占めている。イットガールズやイットボーイズから、ファッションや、メイク、ヘアスタイルのトレンドを知る一番の方法だ。しかし、アクセスしやすく無料で利用できる情報へのニーズが高まっている。オンライン雑誌の方が好まれ、印刷雑誌は徐々に姿を消していっている。「Zipper」のような廃刊した雑誌もあれば、「KERA」のようなオンラインに移行した雑誌もある。 しかしながら、希望は失われていない。日本のストリートファッション愛好家に向けた新しい紙媒体メディアが今も発足している。ギャルファッションに興味がある人は、そのファッションの定番の雑誌である「小悪魔ageha」と「egg」について知っているだろう。最近、これらの雑誌はコラボレーションして「LOVEggg」という新しい雑誌を作っている。 「LOVEggg」は、「ageha」の"盛り"と"女らしさ"、 「egg」の"GALの流行をキャッチする早さ"と"リアルな ライブ感"を融合させた18〜24歳のGALに向けたファッション&ライフスタイル誌。"ギャル魂"というマインドや コンセプトはそのままに、「ソーシャル時代という 新しい価値観の中で生きる女のコ達の"今"を 応援する」という。 Fashion Snapからの引用 雑誌「LARME」は従来のギャルファッションから生まれた。創刊者は「小悪魔ageha」の元編集長で、雑誌それ自体がファッションのジャンルになってきた。ギャルのメイクの要素に、少女のようなコーディネートを合わせた「甘くて、かわいい♡ 女の子のファッション絵本」が、毎月のコンセプトだ。非常に人気のある元ギャルモデルの益若つばさが作ったEATME (イートミー)などのブランドが「LARME」に登場している。 東京のストリートではあまり見かけないかもしれないが、ロリータファッションにはまだ根強いファンがいる。「Le Panier (るぱにえ)」や「Tulle (チュール)」、「別冊Spoon (スプーン) 」、「Miel (ミエル)」などの雑誌は、ロリータファッションの愛好家向けた。ゴシック&ロリータのバイブル的雑誌とは違い、これらの雑誌はただロリータファッションだけを紹介するのではない。ロリータとともに少女らしいファッションも載せている。各雑誌の様々なフォトシューティングを通してわかるように、1980年代に始まったファッションは大きく変化してきた。 だから、心配しないでほしい。ニッチなファッションカルチャー向けの雑誌はまだ存在しており、新しく発行され続けていく。

Photo credit: http://dokidoki6.com/ ファッションの革命について話すのなら、アイテムに文字通り「革命」と書いているこのブランドを取り上げなくてはならないだろう。 増田セバスチャンが1995年にオープンした「6%DOKIDOKI」は、原宿のファッションやカルチャーの礎として知られるようになった。「6%DOKIDOKI」のアパレルやアクセサリーは、きゃりーぱみゅぱみゅや、BIGBANG、BLACKPINKのメンバー、ニッキー・ミナージュらが身に着けているところを見たことがあるかもしれない。   Photo credit: http://tokyofashion.com   繊細、控えめ、はそのイメージとは異なる。色は鮮やかで、デザインは奇抜だ。「6%DOKIDOKI」という名前は、このブランドのアイテムを買う時の気持ちに由来する。増田氏が願うのは、その純粋な高揚感で、買った人の心臓の鼓動が6%速くなること。ブランドコンセプトは「センセーショナル・ラブリー」。そのように感じてもらうことが、すべてのアクセサリーや洋服の目指すところだ。     6%DOKIDOKIのショップスタッフの中には、すでにこのコミュニティでよく知られている人もいる。しかしながら、ウェブ上には記録されてこなかったショップスタッフも多い。見つけることができた中で、一番古いショップスタッフの写真は、2008年のレイコ(今月号で取り上げられている、伝説的ショップガールのユカと一緒だ)。書いている私自身も6%DOKIDOKIのショップガールだった。詳しくはこちらの記事で! 最近のトレンドは全く異なる方面へ向かっているが、原宿の裏通りにあるこの小さなお店は、今も変わらない。「6%DOKIDOKI」のイメージは時とともに変わったが、このブランドらしさは保ってきた。今日のトレンドを優先してそのアイデンティティを手放す、ということもなく、90年代と00年代の原宿ファッションのピークをしのばせるものとして存在している。   @6doki_official

Please Don’t Throw Your Love Away (愛を捨てないでください、略してPDTYLA) は、2人の若者、俊志さんと一真さんが立ち上げた、ファッションと社会に関するプロジェクトだ。社会に変化を起こすために、彼らが使うのは創造性。 創設者の俊志さんに、プロジェクトの始まりと彼のビジョンについてインタビューした。 ホームレスは世界中どの国にも存在するが、しばしば汚名を着せられている。この困っている人々を過度に引き離す境界線を、社会が作り出しているのだ。もちろん、お金はホームレスを助けるために重要な資源だが、愛と尊敬も、人に強い影響を与え、さらには人間関係を生み出すことができる。この境界が壊れれば、若者たちは政府に変化を起こすよう求めることができるのだと、より強く感じることができよう。 『The COMM』は支持を示すために街頭に向かい、俊志さんとともにメッセージを発信し、活動の第一歩を踏み出した。若者は変化の顔であり、推進力である。一緒に、わたしたちの創造的な絆を使うことによって、愛を捨てないでと、人々を勇気づけることができる。   PDTYLAというブランド名とスローガンはどのようにして生まれましたか? 2018年2月、僕はカリフォルニア州ロサンゼルスに1ヶ月滞在しました。路上では多くのホームレスの人を見ました。中には僕のところにやって来てお金を要求する人もいましたね。それを見て、他の人たちを幸せにするポジティブな何かを作りたいと思ったんです。 僕は高校を卒業してから半年ほどの間、少し落ち込んでいました。自分がやりたいこと、好きなことはわかっていると、ずっと思っていましたが、将来については不安だったんです。人というものは、現実と向き合い始めるにつれて、自分の愛を捨て、夢を追いかけるのをやめてしまうように思います。 僕はただ、自分の周りの人たちに前向きなエネルギーをシェアしたかったんです。そして、僕の気持ちを表現するための方法として、Tシャツに前向きで共感しやすい言葉をプリントしました。今でも、「愛を捨てないでください」という言葉は、自分の愛を捨てないで、自分がやろうとしていることをあきらめないで、ということを思い出させてくれます。このメッセージは、世界中すべての人に通じるものだと思います。 僕がこのプロジェクトを始めてから、このメッセージは、ホームレスの人への悪いイメージの払拭を支援するところまで進化しました。 どのようにしてデザインを始めましたか?

限定イベント? オープンしたばかりのカフェ? 新しいフォトスポット? そこが東京なら、Sarah (サラ) さんがいるはずだ。大学院生の彼女は、この忙しい大都会に3年以上暮らしている。かわいい焼き菓子や (パステルカラーの) ランドマークで、彼女が知らないものはない。おでかけそれぞれにぴったり合ったカラフルなコーディネートで知られる彼女のInstagramは、虹色やパステルカラー、そしてもちろん、ピンクでいっぱい。Sarahさんの撮影には、原宿のアイコニックなストリートスナップスポットを使用した。どこだかわかるだろうか? 上部にあるギャラリーで、彼女史上最もピンクなコーディネートをチェックしてみてください。   Location: Harajuku Model:

SPANK! (スパンク!) ―—いらっしゃいませ、時間が止まったこの店へ。「時はいつで止まっているの?」だって? ヒントを差し上げましょう。Madonna (マドンナ)、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』やミックステープといえば