Berak
世界のファッションの中心地のひとつである東京は、ブランド好きで知られている。ここのファッショニスタ達は、「わたしのブランドを見て! 」とアピールするのが好きだ。SUPREME (シュプリーム) 、VETEMENTS (ヴェトモン) 、そしてBAPE (ベイプ) …あらまあ! インフルエンサーの影響で、誰もがハイプビーストになりたい——それが大衆におけるブランドの需要を生み出している。従って誕生したのがフェイクカルチャー。より安くて、より簡単に手に入り、ほとんど本物に見えることもある。 しかし、フェイクのカルチャーが、他のブランドをコピーすることから、独自のデザインやレーベルを作ることに移行するとどうなるだろうか。わたしたちはBERAK (ベラック) のリードデザイナーと話した。 インドネシアのストリートウェアブランド・BERAKは、例えばグッチのダブルGのような、確立されたブランドロゴを取り入れ、高品質な複製品を作る——自身のブランド名であることを除いては。このブランドには遊び心とエッジィな雰囲気、そしてちょっとした風刺の精神がある。 自己紹介をお願いします! わたしの名前はBrez
Idris Veitch
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規格外
マニッシュ、フェミニン、カジュアル、フォーマル——クラシックなストリートウェアでは、境界線がぼやけている。 『The COMM』はその自由な美的感覚を取り入れた。 未来的なテカテカした生地と実用的なワイドレッグパンツを、横浜のグランジなストリートとミックス。価値観が正反対にあるストリートウェア同士の交差点を探ってみた。 Model: @choom.online Photographer: @ecrecrecre
ビューティーコール: アオイ
彼女は、Blueと呼ばれている
雑誌: ストリートウェア
どのスタイルにも各自のファッションバイブルがある——雑誌だ。ニッチ中のニッチと言える雑誌を厳選して紹介したい。若いながらも熟練したストリートウェア愛好家のためのGRIND (グラインド) 、ストリートファッションの背景にあるカルチャーに注目するOLLIE (オーリー) 、ファッションは30歳未満の人々のためだけのものではないことを証明するOCEANS (オーシャンズ)、カジュアルなストリートウェアガイドMEN'S NON-NO (メンズノンノ) 。 上のギャラリーで見開きページをチェックしてみてください!
Ocean
昼はエンジニア、夜はDJ・クリエイティブ。そんなOcean (オーシャン) にあらゆることを尋ねた。話題はファッション、音楽、そして
原宿、ストリートウェアの台頭
「日本で活躍するファッションの特徴は、その背後にいる人々です。過去に対する特別な敬意は、トレンドやブーム、スタイルを定義づける上で大きな役割を果たします。」 Reggie Casual(レジー・カジュアル) 公式Youtubeチャンネルより引用・翻訳 Photo Credit: menswearstyle.co.uk 原宿を散歩する
考察: ロリータはNIKEを履かないか
2018年夏のこと、ロリータファッションブランド「BABY, THE STARS SHINE BRIGHT (ベイビー・ザ・スターズ・シャイン・ブライト) 」に身を包んだ17歳の学生ハネギは、Instagramでたちまち波紋を呼んだ。なぜか? レッド&ホワイトのNIKE (ナイキ) のスニーカー、MORE
丸実商店
東京の古着屋で「アタリ」を引くことは難しい。価格が安い古着ばかりのショップには時代遅れな服が多いし、かといって高すぎる古着屋で買ってしまっては、古着を買う「うま味」が減ってしまう。 「古着処丸実商店」をチェックしてみてほしい。価格は手頃で、学生割引や、天気による割引も行われている (筆者が訪れた時は「雨の日割引」を実施していた!) 。 丸実商店はたくさんの70年代ヴィンテージのファッションを多く取り扱っており、そのほとんどが日本のブランドであることが、このお店の特徴だ。アイテムは、アメリカでは出会えない目新しいものだというだけではなく、70年代の日本のスタイルを再現してくれる。古着好きの心をきっと掴むはずだ。 丸実商店は西早稲田から細い脇道にそれると姿を表す。筆者が訪れた際は店頭に飾られたこの赤い素晴らしいジャケットが目に入り、すぐ見つけることができた。 店内のマネキンや壁にぎっしりと商品が飾られており、お店自体がファッションのインスピレーションで満たされている。かわいらしいおもちゃや、雑貨も飾られていて、ヴィンテージの雰囲気を醸し出している。 スタッフに関して言えば――フレンドリーを超えている! レジにいた男性スタッフの「ヨチ」とは素敵な会話をした。彼は英語がうまく話せないと謝っていたが、全くもって完璧だった。 彼は最近ニューヨークに行ったらしく、そのことを話した。なんとニューヨークにある筆者お気に入りのリサイクルショップの1つ、「L-Train Vintage」を彼も大好きだというのだ。おしゃべりしてオススメを聞くのは本当に楽しかった。きっとまた、ファッションについての彼の考えを聞くためにここに来るだろう。 欲しいものは本当にたくさんあったが、東京に滞在して予算が限られてきていたため、1つだけを選ぶことにした。ラッキーなことに、この70年代ヴィンテージの赤と青のトップスが手に入った。鮮やかな赤い生地が青い縦縞で切り取られた感じ、どこかスポーティーで健康的な印象が気に入った。独特な趣向が凝らされており、特に肩の部分は今まで見たことのないものだ。さらに胸と腕のロゴと矢がアクセントになっているところもお気に入りだ。このブランドがオンラインで買えるか調べてみたが、わからなかった。 次の古着屋探検では、 ぜひ丸実商店に足を運んで みてほしい。 丸実商店 Twitter/Instagram: @marumishouten E-mail: seconhandmarumi@gmail.com Written by Katie Wong Instagram Blog
ストリートウェア…でもカワイくなれる!
今号で紹介したストリートウェアのファッションは、ロリータやフェアリー系、デコラといった、以前に特集したファッションとはかけ離れている――しかし、今こそ試してみる時だ! 自分の心地良い世界から踏み出してみよう。スウェットシャツとトラックスーツの、同じく心地良い世界へ。『The COMM』の特集や撮影で取り上げたアイテムは、あなたの今のワードローブとも組み合わせやすい。 ストリートウェアというカルチャーは、暗い色が支配的だ。基本的には、ブラック、ブラックと…さらにブラック! より生き生きした色を加えたい。アクセントカラーを1つ取り入れる、ということは忘れて、コーディネート全体をカラフルにしたらどうだろう? 全身FENDIの代わりに、上から下まで花柄はどう? ストリートウェア